良いことと良くないことは近くにあるのかなぁ~と思うのです。次女が愚痴ってる時は次女自身に良くないこと、友達の悪口とかバイト先の出来事、バイト先の人のこと・・でも必ず『良かったやん』と返せることを見つけるようにしています。例えば『バイト先の新人に水をかけられそうになった』と言えば『実際にかかった?』と聞いてかかって無いと言ったら『かけられなくて良かったやん』とか・・この夏、友人達と車で海水浴に行ったらしいのですが、どうやら運転していた男の子は無免許だったららしく途中、おまわりさんに追いかけられ何とか逃げ切ったそうですが『事故にならず無事に帰れてよかったやん。』と・・とにかく良くないことの中でも【良かった事・物・人】を探して『良かったやん』を返すようにし、ました。すると少しづつ次女に変化が出始めました。以前は愚痴るときの顔の表情も、とても怒った表情・・、眉間にシワを寄せて言葉も汚くトーンもキツイかったのですが、ようは不幸中の幸いであることを意味して『良かったやん』と言うと『ウチ、運がええもん』とか『そう言われたら良かった部分もあるなぁ』とか反応に変化してきたのです・・愚痴りながら最初は表情も良くなかったのが愚痴の後半には笑顔も時々・・父と娘が笑いあってるときも時々出てくるようになりました。バイト先も転々・・普通なら親として『1つくらい長くバイトしてみろ!』と言いたかった時もありましたが辞めたい気持ちはどうすることも出来ません。『バイト辞めrてきたぁ~』と言ってきたときは『ふ~ん・・ま、良かったやん』と言い『次のバイト決まったぁ~・・カラオケボックス♪もうレストランとか飲食はコリゴリヤワ!』と・・その時も『スグ決まって良かったやん♪』とにかく良かったね~を繰り返すと次女の愚痴も気のせいか減ってきました。次女の愚痴に辟易し『もう聞いてるだけで、シンドイ・・』と言って次女が愚痴ると2階の部屋に避難していた妻もリビングに居るようになり母娘の笑い声も時々ですが出るようになってきました。天国言葉・・ありがとう・愛してる・嬉しい・楽しい・ツイテイル・幸せ・許します・感謝してます・・この言葉に加え良かったね、ごめんなさいをプラスして今、意識しながら過ごしてます。
先日、次女が数十名の男の子をラインブロックしましたが、それまでは『コイツな、ブロックしたいねんけど、コイツのツレもラインあるしブロックできへん』とか言ってました。なので"ウットシイ奴から電話が来ると『なにぃ??』と第一声で出ているのです。次女は時々、私に『ウチ、電話の出方・・フテコイ?(ふてぶてしい?)』と聞くので『そやな。ムッチャ、フテコイな。』と答えてやると『よく言われるし男の子ともモメるねん。ブサメンのクセに偉そうに言ってくるし、すぐキレルし・・』またまた愚痴のマシンガントーク!!このマシンガントークに長い時は2時間ほど・・でもとにかくお腹にある膿を出し切らないといけないので聞いてあげるのです。そりゃエネルギーを奪われます。だから私は常に充電して心のタンクを穏やかな状態を作るようにしてます。次女に『そやな、ホンマ、すぐキレル奴って腹立つな』と同調したり共鳴したり『うん、わかるで~』とかで相槌をうつこと。決して私の意見は言いません。ここは我慢のしどころでした。深夜に原付バイクの後ろに乗せてもらって帰宅してきたり・・タバコの吸い殻を玄関に捨てたり、つけまつげは、そこいらに放置・・数え上げればキリがありません。そういったことは心の根っこをキチンとしない限りとっかえひっかえ問題がおこる事は長女で学習しました。次女の機嫌も取りません。だって次女は次女の都合で不機嫌なので次女が不機嫌な時は私は自分の部屋で本を読んだりしています。そんな生活を続けていくうちに『もう、こんなやつらと絡むのやめる!!』と言い出したのです。いわゆるガラの良くない不良とかヤンキーとか言われる人とのかかわりを断ち切ったようです。
家の中を掃除していくと自然と気持ちも穏やかになるのです。次女は年頃で結構、とんがってましたが・・不思議と言葉遣いも良くなってきました・・と言うか普通に近づいてきたのです。『バイト先のババァ・・』とか『きっしょ(気色悪い)死ね!』とか『ムカツク』とか時には女の子が言うのも恥ずかしい・・事も言ってました。でも『お父さん!!今日、コイツからライン来てんけど・・ゴチャイねん。コイツ』とか言ってきたとき『類は友を呼ぶって言うからな』と返してやると『何?ルイワトモヲヨブ?』と聞き返してくるので『E香が、ゴチャイ事言ったり、したりしてるから、ゴチャイ奴が寄ってくるんとちゃうか?』私が気をつけていることは娘が話しかけてきたら聞く・答えるというスタンスで断定せず答えることです。『ウチ、ゴチャクナイわ!!』と少し怒って言うので『ふ~ん。そう思ってるんやったらええけど。』『ヒツコイねん。コイツ!!でもコイツ1つ年上やねんけど、コイツのツレ、墨・・入れてるしウットオシイねん』と続けて言うので『ふ~ん・・そいつと縁を切りたいんやったらラインをブロックしたらええんちゃうか?』と言ってみると『それもなぁ・・』こんな会話も少なくなく、いくらアドバイスしても、説教しても・・聞く娘の心が小さい限り言った事は全部、あふれ出てしまうので【単語】や【短い言葉】でそれとなく言うくらいでした。こちらの心に、"ゆとり"が無ければ怒ってしまったり大声で『そんな奴らと遊んで何になんねん!!』と言うだけで娘は反発するだけでなく二度と私に話をしてこなくなります。幸いにも病気の、おかげで感情的にはなれないので・・頭に血が上ると脳出血再発!次は即死・・かもしれないので気持ちを常に穏やかにするようにし娘を信じてやることが私の健康に一番だと知ったからです。私が掃除をして暫くすると次女も部屋の掃除をし始めました・・その頃・・床に脱ぎっぱなしの服を自分自身で直し始めた時『今度、東京に行って読者モデルのオーディションに行くねん。夜行バスのお金・・貸してくれへん?』と言ってきたので『貸してあげるよ。でも大切な洋服・・床に脱ぎっぱなしにしてるモンが読者モデル??・・・ふ~ん・・モデルって洋服を大切にせなアカンのんちゃうん?』と言ってみたのです。その時の次女の表情と目つきは未だに忘れません。痛いところを突かれて言い返すことが出来ず固まっていました。夜行バスの代金は貸してあげました。東京から帰ってきてから洋服は全てたたみ、タンス等にしまい始めました。
今は休職中で、もっぱら家で過ごすことが多いので、とにかく家の中を掃除しています。押入れの整理整頓も・・着ない服・・使わないコード類やアダプター・・長女の部屋にいくと中学、高校の教科書・・ショ袋・・このようなものをため込んでいくと良くない波動が起きるそうです。良くない波動は運も入ってこなくなり心も曇っていくようです。嘘とか迷信とか言ってる人は、そう思うんだから否定はしません。私は良くない波動をおこしたくない・・そう思って始めたのです。古い物や両親の写真・・手に取り迷ったら破棄したり捨てたり、飲まなくなったお酒や読まなくなった本、娘たちの雑誌や漫画は売りに行きました。物置を見ると軍手やごみ袋、工具箱や植木鉢、ファーストフードで貰った籠やオモチャ・・結構、出るわ出るわ・・それらを少しづつ整理して捨てるものは捨てる!!そうしていくうちに私自身の心が少しづつ晴れ晴れしていくのが何となくですが感じていくのです。庭の雑草を抜いていくと"今度はここに花でも植えてみようかな?"とか心の余裕も。そうすると愚痴を言う娘の対応にも心にゆとりを持って聞いてあげることができるのです。そんな事を繰り返していると時々ですが娘の言葉使いに変化も出てきました。もちろん、女の子らしい言葉使いが時折、聞こえるのです。友達との電話も笑い声が増えてきました。以前にも言いましたが少しづつですが家の中が明るくなり始めたような気がします。昨日、次女が『お父さん!!もう、うっとしいオトコのライン、全部ブロックしてん!!』え?と思い『ふ~ん・・よかったやん。』娘も当初は私の話に耳を一切貸さず反発ばかりでしたが10個愚痴を聞いてあげながら、相槌をうちながらも『類は友を呼ぶ』『短気は損気』とか独り言のように返していたのです。すると『もう・・金髪とか入れ墨してる子とかウチ、やっぱりアカンわ』と言い出したと思った矢先のラインブロック!!数10人の男の子のラインをブロックしたそうです。親として心の中で"ホッ"とした瞬間でした。これも良い波動に変化してきてる兆候かな。
ここ数か月次女がバイト先から帰ってくるとバイト先の愚痴ばかり・・前提は『ウチは悪くないモン』なんです。まだ17歳。無理もありません。レストランでバイトしている次女は逃げてきてばかりの人生です。本人は全く意識していませんし周囲の人や環境のセイにばかりして自分に何が良くなかったのか振り返ろうともしません。なので反省もなければ感謝もありません。部屋はちらかり放題、夜遊び・・苦労して入学した県立の高校を辞めて通信制高校に編入・・これも学校やクラスメイトへの不平不満ばかり。バイト先は転々として気が付いたら金髪にタトゥ入りの友人が増えていく始末。家庭内暴力はありませんでしたが、いつも不機嫌な表情で怒っていました。笑顔?殆どありませんでしたよ。唯一、愚痴は、何故か私に言ってくるので、ただただ、ひたすらに聞いてあげてて、アドバイスや私のい意見は言わないようにしていました。夜遊びしても叱らず好きなようにいさせるだけさせていました。そんな、ある日『お父さん!E香に何とか言ってくれる?あの子、あのままだと先が心配!!』感情的に言う妻に『ま、今は何を言ってもアカン。反発して今より悪さするようになるだけ。困るのは本人や。お母さん、見守ってあげよ』と返すも妻には理解できないようで『大変なことになったら、どうするん!?』『大変な事って?例えば何や?』そう聞き返すと妻は暫く考えて『警察沙汰とか・・』私は笑って『大丈夫やE香を信じてあげるのが親や』と言うと『おきてしまってからじゃ遅いやん!!』感情的に言う妻に『起きたら本人が困って考えるやろ?人間、転んだら傷出来るやん?傷できて初めて絆創膏にするか?医者に行くか考えるやん。今のE香は困ってへんし親を困らせてるなんて全然、思ってへん。そんな状態で転んでもない娘に絆創膏渡してどうするんや。イランって言われるだけ・・とにかく見守って困って泣きついてきたときにヒントだけあげたらええんちゃうん?』妻は納得のいかない表情でリビングを出ていきました。次女の愚痴を聞くのは相当のエネルギーが必要でした。この日も不愛想な表情でバイト先から帰ってきて妻が『おかえり』と迎えても"ウン"と言うだけで顔は怒っているのです・・その顔を見て妻も表情が暗くなる・・そんな事の繰り返しでした。私は1階の和室で音楽を聴いていると、いきなり襖を開けられ『お父さん!聞いてや!今日もバイト先で腹立つこと、あってん!!』延々1時間・・とにかく愚痴を聞いてあげました。私も次女の愚痴には辟易してましたが、ようく聞くと良いこともあるではありませんか。店長の愚痴を言いながら次女が店長から叱られたあとパートのオバサンが励ましてくれてる。とか・・(そうや愚痴の中でも良かったことをにつけて『~は確かに腹立つけどオバサンに元気貰ってよかったやん』と言ってあげよう)この日を境に次女の愚痴の中で良かった探しをして次女に返すようにしていったのです。そうすると少しづつ変化が・・そして変化に合わせて【天国言葉】を混ぜていったのです。