しあわせになるために・・ ~特別養子縁組~

’10年6月に我が子となるマルチャンを迎え11年5月に戸籍上も我が家の『長男』となりました。そんなこんなの親バカ日記です

2013年の一文字は・・

2013-12-30 05:57:12 | ヒトリゴト
またまた年末ギリギリになってしまいました。
(昨年も同じこと言ってたな。)

さて、今年もその年の「一文字」を
誰も聞いちゃ~いないと思うけど(笑)
記録として書いておこうと思います。


世相を表す2013年の一文字は「輪」でしたね。


私自身の「一文字」はと言うと
これしかないだろうと年頭から思っていました。


今年の一文字は『新』です。

やはり家を新築したことが今年一番の・・・

・・・というか、人生に於いての一大事でしたね。

生活圏は変わらないものの、
こちらに引っ越してきてから人間関係もガラッと変わりました。

幸い、ご近所の方々が皆
良い人ばかりで、
引っ越してくるまで敵対視していた・・・というか
こちらが勝手に警戒心を持ってたんだけど
隣の家の方々が思いもよなぬほどにいい人で
よくマルチャンを預かって児童センターに連れて行ってくれたり
家に遊びに呼んで頂いたりするのでとても助かっています。
まぁ、マルチャンがお孫さんのいい遊び相手だったのが一番ラッキーでしたね。
同じ男の子同士だし、お互い気も合って
今や呼び捨てで遊んでいます。(マルチャンの方が2こ下なのに

引越しと同じ頃に
マルチャンの幼稚園入園で
親も子もまた新たな生活リズムになった年でもありました。

そして私もクラス委員になり、
初めてのことばかりで戸惑うことも多々ありますが
先輩ママさんに一生懸命ついていって
何とか役員のお仕事をやらせて頂いております。

クラスの行事を取り仕切ったりするときも
色んなタイプのお母さんに声をかけたりしているうちに
(「・・私はこういうタイプの人と絶対関わることはないんだろうなぁ」)・・っていう人とも
(そういう人いませんか?・・↑私はいます
クラス委員になったことがきっかけで会話をすることが出来たし
まぁ、まだまだ人見知りはあるんだけども
自分の殻を破って少しだけ新しい自分の姿が出せるようになったことが
この一年の収穫だったのかなぁと思いました。


後半は、赤ちゃんの一時預かりをしたりして
とても新鮮な気持ちになりました。

ただ、そのちょっと前から今までずーっと喉の痛みに悩まされていて
結構辛かったです。

こんなに長く続くのは風邪ではありませんね・・。

今年も何度耳鼻科に通ったかわかりません。

昨年までほとんど風邪をひかなかったマルチャンも
まんまと幼稚園でいろんな風邪菌をもらってきては
私たちにうつすので(どっちが移しているのか最早わかりませんが)
未就園前にちょこちょこ軽い風邪をひいてた方が
免疫がついてよかったのかもしれませんね。

だから未就園前で
「ウチの子風邪もほとんどひかない丈夫な子なの~♪」
と思ってらっしゃる方は要注意ですぞ!

幼稚園・保育園入ったら
結構いろんな菌をもらってくることが多いので
覚悟(?)した方がいいと思います。

子どもの風邪菌は活きがいいので
大人がうつっちゃうと重病化します。
(単に私の持論かもしれませんが、私がそうなので油断しないことが大切ですね)


今は大分、のどもマシになって痛みもなくなりましたが
新年を迎えるまで治るかな?
気合で治さなきゃいけませんね~(笑)



それではこの一年、拙いブログを読んで頂き
ありがとうございました。


皆様にとりましても来たる年が
健康で充実した一年になりますようお祈り申し上げます。


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とらわれない

2013-12-30 02:36:37 | ヒトリゴト
あまり時間がないので
長くは書けないのだけれども
(・・とか言って長文になるかもしれないけど)



ずっと思っていたことを書きたいと思います。



大阪の会の行事に行くたびに


こちらの里親サロンに行くたびに


里親会などの研修を受けるたびに

思っていたこと。



大阪の会の行事へは
私たちの家からは距離的に遠方になってしまうので
参加するのは年2回くらい。

その度に前から知っているメンバーはほとんど居ないので
寂しい気持ちになっていたが
皆さん、引き取った当時とは生活環境が変わったり
幼稚園・保育園・小学校に入ったので
行けなくなったとか
お仕事を始めたので行けなくなったとか
いろいろあるのだと思う。


遠方にお引越ししたお友達も
もうその土地で人間関係を作っているのだろうから、
わざわざ遠方から毎年行事に参加する・・というご家族も
少なくなっていくのだろうな。


それに子育てをしてある程度の年数が経てば
もう自分の子どもが
「養子であること」に
とらわれてないのかもしれない。


実を言うと、私もそう思っている。



普通に一緒に寝起きを共にし、
一緒にご飯を食べて
同じTVを観て同じところで一緒に笑い、
お風呂に入って体をふれあい、
たまに小言も言ったりして、
子どもの悪態に悩んだり、
泣いたり笑ったり・・・


血縁はないけれど
たまたま運命のいたずらで出生の仕方が違っただけで


普通のどこにでもいるありふれた
『家族』だし。



「特別養子縁組」
って「特別」なんて言葉がつくけど
養子が特別だなんて思わない。
(“特別扱いされてます~♪”って意味とも違うんだろうけど)

確かに
養子となった当事者たちからすると
産んだ人に育てられなかったというショッキングな境遇があるから
その育て親が養子になったプロセスを話してあげてフォローする必要があると思う。


あとは周りの誰が見ても
「普通の親子」と信じて疑っていない。

顔が全く似てなくても・・だ。


まぁ、他人様はよその子どもなど
どうでもいい・・っていったら乱暴な言い方だけど

基本的に「我が子が一番カワイイ!」「我が子しか眼中にない」なので
よその子のことなどは正直関心がないのだ。
(全部じゃないけど大半はそうだと思うのです。アナタも実はそうでしょ?)



マルチャンの幼稚園に入園する前に
幼稚園の職員の先生と面談があった。


その時に面談を担当した先生に

「あの、、実はですね・・。」
とマルチャンが養子であること、
それで(無いとは思うが)何かトラブルがあったら
園の先生にフォローして頂きたい旨を話したら


「なぁ~んだ何を改まっておっしゃるのかと思ったらそんなことですかぁ
とにこやかに笑われてしまって

家族になられてよかったじゃないですかぁ!!」
とあっけなく返されてしまい、
面食らったことがあった。


そう・・。

そうですよねぇ

言ったあと恥ずかしくなってしまったけど
清々しい気持ちになりうれしくなった。

年少のうちなんて
「おまえ、ようしなんだろう?」
「おまえ、もらわれっこなんだろう?」
・・・なんてそんなこと言ってくる年少の園児がいたら
逆に大したもんだ(笑)

まだまだみんなの前で全裸になっても恥ずかしがらない彼らだ。
・・・あ、それはマルチャンと一部かもしれんが。
まだまだ年少さんは赤ちゃんに毛が生えたような幼さがあってかわいいものだし。

年少のうちから先生に相談しなくてもよかったのかな~と思った。

話すとしたら小学校の先生かなぁ。
小2くらいに“命の授業”とかありますよね?
まぁ、その時の先生にもよるけど・・。


そう。
それで話を戻すが
「そんなことですかぁ~
と笑った先生は
いろいろ複雑な家庭環境の子どもを見てきた先生のようだったので
私たちの家族はちゃんと両親揃った健全なご家族なんだから
「よかったですね。」
と祝福して頂いたのだ。

祝福して頂いて
こちらも臆する必要がなくなった。



確かにマルチャンの出生のプロセスは目まぐるしいものがあって
我が家に来るまでいくつもの道を通ってきた。

そんな境遇を知った時、マルチャンはショックを受けて
悩むことが
あるかもしれない。


でも
私もそうだけど
皆、悩みやコンプレックスのひとつやふたつ
持っているがわざわざ口には出さず
それらを抱えながら、表に出さずして懸命に日々過ごしているものだ。


赤ちゃんの一時預かりで幼稚園に連れて行ったときをきっかけに
親しくしている同じクラスの幼稚園ママさんの
何人かに、
里親登録していること、
そしてマルチャンのことを打ち明けたら

「実は私も不妊治療してて、、」
とか
「お空に還ってしまった子がいて、、」
とか
「私もなかなか出来なくてこの子がようやく授かったの」
などなど
みんな見た目では全くわからなかったけど
打ち明けてくれた。

「子どもが生まれてきてくれるって奇跡だよね!」
「ここまで大きくなって 幼稚園にも入れて、、ホント、有り難いし元気に生きてることが奇跡だよね!」
と一緒に泣いてくれたママさんもいて
たくさん、たくさん苦労してきた涙なんだろうなぁ
とお互いの気持ちを分かち合えてうれしかった。

そう。

「ウチの子、養子なんだよなぁ・・」
なんて悩めるのも
元気で
生きていてくれているからこその悩み。

思えば贅沢な悩みになるのかもしれない。


だって私、産まずともマルチャンの母親になれたんだもの。
こんなにしあわせなことなんてないよ。


これからマルチャンが成長して
思春期になって・・
いろいろなことがわかってくると
「自分は何者なのか」と悩んだりするかもしれない。

悩む時期は必ずあるだろうなぁ。

どうやって我が家の子どもになったのか、
そのプロセスは一応、2歳の頃から多少(?)色をつけてはいるが
話をしており、本人も子どもなりに理解をしてくれている。

ここまで来るのに
沢山の人の愛を受けて
我が家の家族となった「つながり」をずっと伝えて行きたい。

親である私たちが
揺るぎない愛を持って
子どもに対し、誠実に向き合えば
多少荒れる時期はあっても
わかってくれる時がくるだろう。

時が解決してくれる。

そう信じてるが、
どう出るかなぁ。(^^;)


難しい年頃のときは
親だけではどうにもならない時期もあるだろう。

そういう時は
同じ境遇の仲間の存在は
とても大きいものだと思う。


こちらの里親サロンで親しくなったかけがえのない仲間も
心強いものだ。


その仲間たちも最近は様々な事情でなかなか会えなくなってしまった。

幼稚園や保育園に行くとサロンにも行くことが出来なくなったから。


年に数える程度だが、その仲間たちと連絡を取り合って
みんなで遊ぶこともある。

離れていてもお友達でいてくれているし、
心は繋がっているから安心している。


他府県からこちらに来たとき、
誰も同じ境遇の仲間がいなかったのでお友達作りにでも~♪と
入った里親会だったけど
何でも話せる仲間がひとり、ふたり・・もできたからそれで十分。

・・・という理由で昨年、辞めてしまった。

当初は二人目の希望を出していたので
児相に顔売りでサロンにあちこち参加してたけど
なかなかご縁もなさそうだし、
児相との距離も(自ら勝手にですけど)感じてしまっていたのが本音なんだけど。

里親会などが企画した研修会なども今までいろいろ受けてきたが
どれも似たようなものばかりだったし
(だったら自分から提案しなさいって話ですけどね)
真実告知の発表会などもいろいろ聞いてきたけど
どれも自分たちの家庭にはしっくり来るものではなかったので
もう、いいかな・・と思ってしまった次第で・・

関係者の方、もしこれを見ていて不快な思いをさせてしまったらすみません。
個人的な思考です。


一応、退会の意思は告げたんだけど
スーっと抜け出して逃げ出した感が自分の中ではあるので
そういうズルさというか、後ろめたさがあったのも事実でした。

マルチャンがこちらの児相からのご縁じゃないので
いつも孤立感があって、正直サロンに行くのも義務感みたいなのがあって
苦痛な時間の時が多かったんだよね。

でもマルチャンが今でも大好きな場所なので
幼稚園の代休でサロンがあるときは出かけるようにしています。

里親会とか○○の会とかの養親の集まりに属さなくても
里親サロンはあちこち参加できますので・・



いろいろ書きましたが、
マルチャンも養子仲間だけでなく、
今は幼稚園やスイミングスクールのお友達、
園外のお友達など出来てきているので
私もあまり「養子」ということに
とらわれなくなってきて考えが変わってきたと思っていたんだけど

こうして考えてる時点で実は
『とらわれない』ということにとらわれていた(笑)とも考えられるので
(ややこしい書き方)


じゃあもう何~も考えないことにしました。(笑)



お義母さんにも言われました。


「悩みが出来たときに悩めばいいのよ」
と。


今いろいろ悩んでも事が変わるわけでもないし
仕方ないしね。




そうそう。

最近、マルチャンに

「あかちゃんってどうやってできるの?」
と聞かれまして
ちょっとドキっとしました。


その質問に
「おとことおんながな、
『だいすきだいすき~』」
ってなってな、おとこのひとがおんなのひとのからだに
あかちゃんのもとをいれるとあかちゃんができる・・・ことがあるね~ん♪」
って答えましたが

「じゃあおとうさんとおかあさんは?」
などとは突っ込まれず・・・

「ふぅ~ん
と納得(?)してくれましたが
もうちょっと大きくなったらもっとツッコんで来ると思うので
そうなったらその時考えようと思います。

こういう性教育も真実告知のうちに入りますものね~

子どもって
なかなかいろんな角度からせめてきますな~



結局、長文になってしまいましてすみません。

長~いヒトリゴトでした♪




















コメント (2)
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