しあわせになるために・・ ~特別養子縁組~

’10年6月に我が子となるマルチャンを迎え11年5月に戸籍上も我が家の『長男』となりました。そんなこんなの親バカ日記です

“娘”との親子ごっこ

2013-04-15 20:07:07 | ヒトリゴト
土曜日、ひとりのかわいい女の子(高1)が四国からはるばる我が家に泊りに来てくれました。


その女の子というのが
また説明すると長くなるのですが、
ひょんなきっかけで彼女が10歳の時に知り合った女の子なのです。

ひょんなきっかけエピソード


ちょうどYくんと週末里親を始めた頃にその彼女、みーちゃんと知り合ったのですが
不思議なご縁で
親戚でもないし、里子でもないし、
まぁ、ちょっと訳ありで親と暮らせずにいて
山村留学をしておばあちゃんと暮らしていました。
(おばあちゃんとは(普通)養子縁組をしたようです)

Yくんもみーちゃんも私たちも当時そうだったけど
お互い、何か足らない者同士だったからか、
どことなく波長が合い、
Yくんと同い年の自分たちの甥っ子たちよりも
Yくんや、みーちゃんがかわいかったです。
こんなこと言っちゃいけないんだけど、
血のつながりのあるはずの甥っ子たちの方が
たまにしか会わないのでまるでよそのウチの子のようでどう対応していいかわかりませんでした。

まぁ、その当時は義妹たちへの僻みみたいなものもあったのでしょうね・・

前置きが長くなりましたが、
そんな多感な年頃に知り合い、
大阪からよく滋賀や岡山の学校の近くの自宅まで夫とみーちゃんの家に遊びに行ったりしていました。
もちろん、マルチャンを迎える前の話です。

マルチャンを迎えてから3年以上会っていなかったけど
その間、中学の反抗期で大変だった頃によくみーちゃんのおばあちゃんから相談の電話が来て
電話では少し話したことがあるけど
3年以上会ってないとこちらも会うのが恥ずかしくなってくるくらいで・・

どんな風になっているんだろう・・と。

高校生の女の子とどんな話をすればいいんだろう・・と戸惑っていましたが
久しぶりに会うことになって
しかも初めて我が家に泊りに来るのがみーちゃんだなんて!!

私もうれしかったです。


でも一番うれしかったのは夫でしょう。

最初は私も
親戚の子でもなんでもないのに
みーちゃんとの関係を続けていくのはどうなのかな・・
と思っていたけど
みーちゃん自身も夫のことを一緒に住んでいないお父さんの面影として重ねていたようで、、

夫も自分の娘のように世話を焼いていたので
みーちゃんも遠慮なく夫に甘えていたようです。

今回も
「おっちゃん(夫のこと)、京都まで車で迎えに来てくれる?」
とのお願いに
ほいほい♪と迎えに行ったのでした。


今回、我が家まではるばる泊りに来たのは単に遊びに来たわけではなく、
年明けに夫がハマりだしたももいろクローバーZのライブに一緒にいくためwで・・・

しかもタイミングが悪いことにそのライブに行く当日、
夫方の東京の親戚が京都観光の帰りにこちらに遊びに来るというので
夫不在の中、対応しなければならないという事態になってしまいました。。

もう呆れて物が言えませんよね。。(笑)


でもこんなこと、滅多にないことですし
マルチャンも“お姉ちゃん”が来てくれて一緒に遊んでくれるのを
とっても楽しみにしてくれていました。

夕方の4時過ぎにみーちゃん到着!

インターホンが鳴って
ドアを開けたら
今流行りのツインテールをしたちょっと大人びたみーちゃんの姿が・・

もう~~~~
しばらく見ないうちに大人っぽくなっちゃって~!!!

小学生だったみーちゃんが、
ぴょんぴょんクルクル側転したり、飛び回っていたおてんばなみーちゃんが、、

大きくなったね・・

なんか、自分の娘でもないのに感慨深くなってしまいました。

みーちゃんも照れながら挨拶。

夕食も一緒に食べ、
お年頃なので
「ダイエット中なんやけど、、ミカタおねえちゃんのご飯美味しいからおかわりするー
なんて照れながら言ってくれたりしてかわいかったです。

聞くところによると、みーちゃんのお母さんは私と同い年のようで
・・・そうか~。。
私たちにもこれくらいの歳の娘が居てもおかしくないんよなぁ・・と思うと
この日はとても新鮮でした。

私のことも
“ミカタおねえちゃん”と言って慕ってくれて
キュンキュンしちゃいます



お風呂の時にはマルチャンが
「4人でいっしょにはいろうよ~
・・なんて言い出したけど
さすがに、、こっことも一緒は無理だよ~

もちろん、みーちゃんとは別々に入りましたが
マルチャンがみーちゃんと入りたかったので
先に洗髪と体を洗ってあげて
湯船だけ一緒に入ってもらいました。

特別養子だと、弟や妹を作ることは可能だけど
お姉ちゃんとかは無理だもんね。

その後、みーちゃんはひとりで寝ようとしていたけど
一緒の部屋でみんなで寝よう♪
と誘って4人で寝ました。
(マルチャンを寝かしつけたあと、夫とみーちゃんは起きて、下で夜中の12時までももクロのDVDで予行演習してたようです)

翌朝は6時起き。

起きてみると、みーちゃんが布団からはみ出て寝ていました。

あどけないかわいい寝顔

やっぱり10歳の頃のみーちゃんと変わってないなぁ

そんな感じで1日だけでしたが私も“娘”のお世話のような真似事ができて楽しかったです。


みーちゃんと夫は西武ドームのももクロのライブ時間まで
原宿などでみーちゃんの買い物に付き合うため
朝早くの新幹線で出かけて行きました。

「きゃりーぱみゅぱみゅのような洋服がほしいから
おっちゃん、付き合って♪」
と言われたようで(笑)
しばし、“娘”と原宿デートとコンサートを愉しんできたようです。


おばさんからも後ほど
「おかげさまで今日は上機嫌で学校に登校していきましたよ」
と連絡がありました。


また夏休みにでも遊びに来てくれたらいいなぁ
と思います。

私たちも
“4人家族ごっこ”が体験で来て楽しかったです。


しかし、
女の子ってちょっと見ない間にきれいになったり
大人っぽくなったり
変わるもんですねぇ。。




そういえばちょっと前にこんなCМありましたよね。。
娘の成長過程、、。

男は絵にならないけどw
女の子を持つ親御さんは特にジーンとくるんじゃないかしら・・


cam with me sony



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4 コメント

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はじめまして (うえの)
2013-04-20 12:41:14
養子を考えてます。

でも将来後悔しないか不安です。ミカタさんはこの先
「勝手に連れてきて」と大きくなって連絡もつかなようなことに
なっても後悔しませんか?
それも覚悟の上養子を考えた方がいいですよね?
返信する
うえのさんへ (ミカタ☆)
2013-04-20 15:05:27
はじめまして!
コメントありがとうございます。

間違っていたら申し訳ありませんが、いろんなところで名前を変えて同じような質問をしておられませんか?
不安な気持ちを抱えているのはわかります。
私も養子縁組をしようと決意するまで何年もかかりました。
それは「親となるもの、ちゃんとした立派な親にならねば…」
と、「○○であるべき!」というように力が入っていたのかなぁと今となれば思います。
周りの里親さんたちが本当に立派な方々で志しも高く、「こんな方たちのように自分もなれるだろうか…」とどんどん自信を無くしたものです。
でもね、、
“立派“な親なんかじゃなくていいんです。
いや、立派じゃないほうが意外と子どもはしっかりしてきます。
ウチがそんな感じです(笑)しょっちゅう子どもにダメ出しされて怒られてますよ

ただ、難しいこと考えず
子どもを愛してあげたらいいんです。
「あなたがだいすきだよ」って。
「あなたと会えて、いっしょにいられてうれしいよ」って抱きしめてあげたらいいんです。

「おかあさん、きらーい」
ってこともちょうど反抗期だから私も言われちゃうことあるけど、
「そうかぁ、、でも、おかあさんはあなたのこと、だぁいすきだよ」
と言うと
「ボクも、、おかあさんだぁいすき~」って言ってくれます。

「俺はこんな家来たくなかった」とか、
「あんたらとは血ぃ繋がってへんやないか!」
とか将来、言ってきたとしたらそのままこちらも
「そうやね、、その通りやね。」と受け止めます。
子どもに何を言われても
「私たちはあなたの親だよ」と言い切りますし、
子どもが家を出て行きたかったら好きなところ、どこに行ったって構いません。
だけど、「あなたの居場所はここだからいつでも帰っておいで。」と言うと思います。

子どもが親に反抗したりするのは「わたしのことを見てほしい」「関心を持って欲しい」「愛して欲しい」というサインなのではないでしょうか?

子どもの言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく、少し立ち止まって子どもの声に真剣に目を向け、耳を傾ける。

でも小さい頃から一緒に心を通わせていればそんな悪態(?)つかないんじゃないかな~?と思いますが
考えが甘いでしょうかねぇ??(笑)
こういうのって、血縁があるかないか、って関係ないんじゃないのかな…
私は普通の家庭で育ったけど母親がもっと優しい人だったらよかったのに~とか、もっとお金持ちの家がよかった~とか、、そういうのと同じじゃないかな?

何事もあまり恐れず一歩を踏み出せるといいですね!
返信する
ありがとうございました。 (うえの)
2013-05-19 11:27:45
すみませんでした。

不安で不安で…。

そしてご縁があるかもわからない…。

どう生きていっていいかわからないのです…。

できれば子どものいる人生を送りたいです。
返信する
うえのさんへ (ミカタ☆)
2013-05-20 01:47:51
色んな意味での不安なお気持ち、、
お察し致します。

でもその気持ちに負けず、いつかご縁があることを信じ
行動するのみではないでしょうか・・。

どんな子でも自分たちの家に来てくれたら
そこが“我が家”になり“我が子”になるのではないでしょうか。

希望の年齢の幅を広げるなどすればもっと
ご縁を頂く可能性ももう少し広がっていくと思います。

応援しています!!
返信する

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