明日も引き続き低い気温に注意

今日の関東地方。予想されていた最高気温は深夜から未明に出て、日中の気温はさらに低い状態となっていました。今日の日中の気温が22℃くらいでしたから、先週から比べると、およそ10℃くらい気温が下がっているという事になります。
これは、オホーツク海に中心を持つ冷たい高気圧から吹き出して来る風が、関東付近へと流れ込んで来ているためです。主に東海上から吹いて来るので、千葉・茨城県付近の気温はさらに低くなってしまいました。
関東付近では、この北東から吹き込む風が吹いて来る時には、気温が上がり難くなる事が知られています。この北東からの風の事を「山背（やませ）」「東風（こち）」といいます。
この風の影響で、関東付近では雲が多い状態となっています。この風は湿っているので、時折雨を降らせる事もあります。霧雨の様な雨になる事が多いので、雨雲レーダーに映らない事もしばしばあります。
どうやら明日も、今日と同じ様な状態となる事が予想されています。そして天気図を見ると、関東沿岸付近に秋雨前線が復活しているのが見てとれます。
そこに、さらに低気圧が発生する事が予想されています。という事は、今日の様な気温の状態の所へ、雨が降る事が予想されるという事です。
低気圧はそれ程強いものでは無いので、大雨になる事は無いと思われます。ただ、気温の低い所への雨です。身体を冷やしてしまう事にもなりかねません。
そして今夜も、気温の低い状態となっています。この気温のまま、明日の朝を迎える事になります。明日の朝の予想最低気温は、20℃前後となると予想されています。
今までの様に、タオルケット等で寝床につくと、寝冷えしてしてしまうかもしれません。急な事で難しいかもしれませんが、今夜は毛布や薄手の布団を用意しておいた方が良さそうです。
比較的まとまった雨になる事も予想されるので、雨対策もしっかりとしておいた方が良さそうです。明日も引き続き「季節外れの涼しさ」が続いてしまいそうです。