おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「開発も販売も消費者目線」
・機械部品メーカーの愛知ドビーが開発した「バーミキュラ」は納期まで15ヶ月待ちという人気のホーロー鍋。
・本業の中核技術を畑違いの調理器具に活用し具材の水分だけでカレーが作れるほど高い密閉性を実現したのがヒットの理由だ。
・石崎電機製作所が12年3月に発売した「男前アイロン」はこての温度が高温の210度に達するまでわずか90秒。通常は2~3分かかる。希望小売価格は11,000~16,000円。
・一時は生産が追いつかず、これまで13,000台を販売した。
(引用:2013/01/09 日経MJより)
とのことです。
石崎電機では自社ブランドのアイロンも低価格競争の波にもまれ、一時は980円というアイロンを手がけたこともあったそうです。しかしそこで「ウチは一体何をしているのか」と、一転戦略を切り替えたとのこと。
実際に調査をしてみると「ブランドは気にせず選ぶ」「実は旦那がアイロンをかけている」といった興味深い結果を得て、こんな商品を開発したとのことです。
顧客に性能をどう伝えるかということで、こんなネーミングにもこだわったということで、見事にヒット商品となったようです。
長年あつかっている商品や製品にこだわっていると、突破口がみえてこなくても、製品ではなく培ってきた技術を売ると思えば、新たな発想で製品開発ができるということでしょう。
ただし、発想はあくまでもお客様目線で。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三