ハードとソフトがうまくコラボすれば、売場は問わなくなってきているようです。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経産業新聞に次のような記事がありました。
「コラムジャパン 書店で”蒸し器”」
・シリコンのケースごと電子レンジに入れ簡単に蒸し料理が作れるスペイン社製「ルクエ スチームケース」は2008年から120万個売れた。
・市場開拓の先導役はレシピ本だ。料理好きのブロガーから料理研究家、料理人まで20冊以上に上る。
・「調理器具もソフトを用意すればハードを買ってもらえる」
・小学館は3月オフィシャルブックを発刊。10万部に届く。
・10月に書店で発売した現品付きセットはほぼ売り切れ状態。
(引用:2010/12/25 日経産業新聞より)
とのことです。
使用頻度が低い割に収納場所を取る蒸し器の代わりに、世界普及率が4年前に96%を超え
た電子レンジをを活用したシリコンケースなのだそうです。
たしかに、聞けば便利そうだと思いますが、このケースだけをスーパーやホームセンターで販売していても、なかなかヒットには繋がらなかったかも知れませんね。
レシピ本を企画することで、どんな使い方でどれだけいろいろな料理ができるのか、見て楽しく作って食べてみたいと思わせることができるのでしょう。
「取扱説明書」って楽しくなさそうですが、「活用本」っていうと、なんだか面白そうな感じがするイメージでしょうか。
使い方よりもそれを使って何ができるか、どんな良いことがあるかをイメージさせる「ソフト」を用意した方が良いのでしょうね。
さあ、あなたのビジネスでも、ハードとソフトで買いたくなるように仕向けてみませんか。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三