先入観や固定観観念が根強く残っていることはないでしょうか。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経新聞に次のような記事がありました。
「40~50代女性 若者向けを着こなす」
・東京丸の内にある「ボディドレッシングデラックス」の店舗では「来店客の2割程度が40代以上」
・通販大手のセシールが20代向けに販売する~ブランドは東京・銀座の店舗の売上げの4割が40代以上。
・10代後半~20代前半に人気の~ブランドをそろえた大丸心斎橋店の売り場「うふふガールズ」では3~8月期のカード顧客の売上高の15%を35歳以上が占めた。
・電通が7月に実施した調査ではアラフォーの21%、アラフィフの28%が「20~30代向けのブランドが好き・よく利用」と回答した。
(引用:2010/11/30 日本経済新聞より)
とのことです。
「年相応の落ち着いた服を」といった意識にはとらわれず・・・とのことですが、”年相応の40~50代向けの服”ってだれが決めているのでしょう?
何か勝手にメーカーが作り上げている40~50代のイメージではないのかという気もします。
ファッションだって、あるサイクルで昔の流行がまた今流行ってきたりしますよね。
「30代の方が40代になったから40代向けの服を着る」ってのがそもそも変な感じがします。
顧客が置いてけぼりになって、勝手に40代向けの服のイメージを作っているのではないのかと言う気がしないでもないですが、どうなんでしょう。
ファッション業界に限りませんが、従来、メーカーやブランド、先駆者が流行を作り出してけん引してきたような業界は、注意しておかなければ顧客の嗜好と勝手にずれてきてしまう危険性があるような気がいたします。
さあ、あなたのビジネスでは、「○○向け」といったイメージを勝手につくりあげていたりしないでしょうか。
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