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おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「セブン冷食独自色」
・セブン-イレブン・ジャパンがスーパーやドラッグストアにない独自の冷凍食品の開発を進める。冷凍グラタンや電子レンジで加熱できるカップ入り冷凍チャーハンもは鵜t倍した。
・冷凍食品は単身、共働き世帯の増加を背景に市場拡大が続く。
・ローソンでは冷凍食品の商品数を前年に比べて3割多い80品に増やした。
・ファミリーマートでは「お母さん食堂」ブランドを掲げて冷凍食品を展開する。
(出所:2018/11/26 日経MJ)
「無印良品、冷食始めました」
・無印良品から9月に初めて冷凍食品が登場した。
・ギョーザなどの定番があるかと思えば「キンパ(韓国風のりまき)」「カスレ(フランス風牛肉と豆の煮込み)」などなじみのないメニューもある。
・棚が小さいと認知が広がらないと考えて冷凍庫を2台設置する。
・スーパーと無印良品では食品を選ぶ動機は異なるはず。そうした考えからキッシュや世界各国の煮込み料理など市場にありそうでないものをラインアップ。
・無印良品らしい~無駄を省いた透明で中身がわかりやすいトレーを使っていないパッケージも多く、かさばらずストックしやすい。
(出所:2018/11/23 日経MJ)
「冷凍介護食、家庭でも」
・キューピーは冷凍の介護食品を一般向けに本格展開する。
・冷凍の介護食はレトルトに比べ彩や風味が良く、高齢者からの評価も高い。
・マルハニチログループのヤヨイサンフーズもやわらかい食感の「ソフリ」ブランドを展開。
(出所:2018/11/16 日経MJ)
「日本アクセス市販向け料理キットに参入」
・日本アクセスは一般消費者向けの料理キット事業に参入する。
・冷凍のキットを2019年春をめどに開発し卸先のスーパーの店頭やネット通販会社を通じて販売する。保存期間の長さから冷凍の引き合いは増えている。食品卸ならではの調達力や配送網を強みに販売数を伸ばし、21年3月期に20億円の売上を目指す。
(出所:2018/11/28 日経MJ)
とのことです。
冷凍料理キットは他にも楽天西友ネットスーパー、パルシステム生活協同組合連合会、オイシックス・ラ・大地などでも品ぞろえされて人気があるようです。
日本冷凍食品協会によると17年の家庭用冷凍食品の市場規模(出荷ベース)は3019億円で07年比で25%増えたとのことで、今後ますます冷凍食品市場は伸びそうですね。
販売する店舗では冷凍ケースなどの投資が必要ですが、消費者の生活、ライフスタイルを考えると、チルドやレトルトよりも品質や味を良く保存性を高め、いつでもすぐにおいしく食べられるのが冷凍食品です。
またロスが出にくいという面では販売する方もメリットがありますから、この流れは拡大する方向性には間違いなさそうです。
昔と違って冷凍技術も良くなっているでしょうし、そのおかげか、素材だけでなく、より食卓にそのまま出せる料理としての完成品が、見た目よく美味しく冷凍商品化されるようになったことも市場拡大の要因でしょうね。
特にコンビニではスーパーと比べて店内調理でできることが限られていますし、日付の比較的短いチルド惣菜売場を拡大してロスを出すよりは冷凍食品を充実する流れでしょう。
昔からスーパーの冷凍食品は特売で常時4割引き、目玉で半額など、儲からないカテゴリーでしたが、こうした動きが周辺で起きてくると、スーパーマーケットにおいてもそれぞれ独自の紹介品開発で、ちゃんとした商品価値をもって、売れて儲かるカテゴリーに育てていかないといけないですね。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三