80年代再生工場 工場録

80年代をこよなく愛し、仕事終わりの工場で夜な夜な遊んでる日々の記録

トリシティのリヤショック交換

2018-07-21 20:18:00 | トリシティ
落札したリヤショックが到着した。

結局、シグナスXーSR用の純正を流用することにしたのだ。



取り付け自由長はトリシティ340MM、シグナスX360MMで20MM長い。

車両重量はトリシティのほうが40KG程重い。

シグナスXは変則の2段ばねで、プリロードは3段調整、レイダウンして取り付けられている。

押してみると減衰はしっかりしていて、スクーターのノーマルサスにしては豪華仕様。

ちなみに、トリシティへの流用情報は見つけられなかった。

流用成功する確率は50%位だと思ったが、使用少なく程度の良いものが安かったし、

この位の物をがんばって取り付ける方が面白いかな、と思った。

リヤサスペンションの交換には外装の取り外しが必要だが、

諸先輩方がブログ等で公開してくれているのであまり迷うことは無かった。

無かったが、時間はかかった。





取り付けは下側はポン付けだが、上側は、内径が違い、アイエンドの外形は干渉する。

内径は真鍮でブシュを作って合わせ、外形は干渉しない程度に削り込んだ。



この部分は、外側は太鼓形状、内側は鼓形状になっていて、見た目より肉厚だった。

切削量は1.5mm位で、強度は確保出来ると判断したが、まぁ自己責任です。

サスペンションを取り付けて、外装を元に戻す。

結局全て終わるまで3時間以上掛かっていた。

交換したシグナスXのサスペンションの方が太いのだが、

外装とのクリアランスは絶妙で干渉はしなかった。





センタースタンドを解除してみると、少しケツ上げ状態になった。

早速、跨ってみる。沈み込みを期待したが、期待したほど沈んでくれない。

とりあえず、遅いランチに森町まで試乗に出かける。

直ぐに気になったのは、リヤの突っ張り感と、つんのめり感。

しばらく走ってみると、硬い感じだが、ポヨンポヨン・・・ではなく

路面を捉えながらシットリした乗り心地、腰に悪い突き上げはかなり改善。

でも、コーナーでは、倒し込み時、前と後ろのサスペンションの動きがバラバラで

車体の姿勢も何だかおかしい。

全体的にみると、苦労して取り付けてみたけど、これならノーマルのほうが良いかなぁ。

というわけで、失敗でした。

どっと疲れが・・・






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