既に各報道にてご存じかと思いますが、慢性的な赤字から存否が検討されていた北陸鉄道石川線(野町〜鶴来)はこのほど、代替バスの運転要員確保が困難として、鉄道路線としての存続が決まりました。
この背景には“2024年問題”、つまり労働時間制限の厳格化があるとか。
これに伴い、近々にも純新造電車の発注がなされる模様です。
既に昇圧された浅野川線(北鉄金沢〜内灘)も含めて、上下経営分離方式での存続になります。
石川線は線路や架線、変電所などの老朽化問題もあり、変電所更新に伴い、昇圧されるのかどうかも注目されます。
石川線も東京メトロから03系でも購入したらどうかの意見も出そうだが、急カーブが多くて困難らしい。そのため直流600ボルト電化のまま、今の福井鉄道などに倣ったLRTの場合も考えられます。
さらに野町〜金沢駅の接続問題も。野町から香林坊に乗り入れる案や西金沢付近から今のIRいしかわ鉄道線に乗り入れる案もあるが、向こうは交流電化だからなぁ………。ちょっと無理だろうな。
………一方、豊橋鉄道は名鉄と同時に運賃値上げが決まりました。渥美線は重軌条化やバラストの更新、豊橋市内線は赤岩車庫内の電柱コンクリート化や一部の重軌条化を発表しています。
またモ780形については制御機器を更新し、IGBT-VVVF化も。
しかしながら、そろそろ渥美線の車両更新も徐々に行って欲しいね。
せっかく近所に日車豊川があるのだから、名鉄4000系に準じた3両組成程度の純新車の投入も考えられないだろうか?
もしかしたら、今般の重軌条化はその前準備なのかもしれないが。うん。
渥美線については、途中駅でのマナカ等簡易改札システムの拡大も行われ、豊鉄バスの対応化にも備えます。これは、もしかしたら、名鉄蒲郡線や広見線末端部での対応化のヒントになるのかも。
取り急ぎ報告まで。