本ブログでは、勝手ながらも名古屋市交通局が市バス新車のLED方向幕の白色化や、そして車両局番の付番規則変更を明らかにして以来、私自身は専ら後方幕のこれからの在るべき方向を吟味してきました。
まあ、フルカラー化については交通局側も不採用の理由をきちんと回答して戴いたことや、また系統記号の不記載についても触れたことから、納得もある程度は得られた印象です。
私自身が市バスとの本格的なお付き合いは幼少時の頃を除けば、1972年の辺りに遡ります。
名古屋市営バス、殊にツーマン車両の全盛期は67年頃か。
それ以来は地下鉄線の延伸で古くからの路線系統は徐々に縮小し、76年4月にはオールワンマン化を達成。運賃も原則均一制になりましたね。
そして令和時代に入り、ふと公式サイトにて路線系統地図を拝見してみましたが、地下鉄駅接続系統とか単なる循環系統、地域巡回系統よりも、むしろループ系統の増加が目立ちますね。
昔の系統番号方式ならば160どころか恐らく300〜500までが付番されたであろう。
またループ系統の増加が後方幕の表示をかなり難しくしているようにも思えます。
さらに、なぜか市外での路線系統も激増。名鉄印場、高蔵寺などが、その典型でしょう。それで、よう運賃均一制でやっていけるものだ……と感心もしています。
今後どう展開するかは分かりませんが、必要があれば市外区間は対キロ区間運賃制つまり整理券式の導入もなきにしも非ず??
後方幕はワンマン化が本格化した69年頃には、ワンマンカーから姿を一旦は消しています。勿論、方向幕は手回しでした。
しかしながら、運転手の中にはワンマンの時でも後方幕を密かに使っていた方もたまに見かけましたね。
12系統(栄〜稲西車庫)の2SR車とか、61系統(名鉄神宮前〜島田一ツ山)、2
系統(名古屋駅前〜黒川〜砂田橋)、10系統(名古屋駅前〜黒川〜木津根町〜上飯田町)の2HR車で私自身も目の当たりにした覚えも。
まあ、いつまでも後方幕のことで漫然と呟いていてもキリがありません。取り敢えずは今般の新NF車での様子を見てから、改めて論じてみたいと思います。
これについてのコメント、誠にありがとうございました。