銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

名古屋市営バスのLED後方幕表示の検証を一区切り付けるに当たり……

2023年09月05日 17時09分30秒 | 交通一般
本ブログでは、勝手ながらも名古屋市交通局が市バス新車のLED方向幕の白色化や、そして車両局番の付番規則変更を明らかにして以来、私自身は専ら後方幕のこれからの在るべき方向を吟味してきました。
まあ、フルカラー化については交通局側も不採用の理由をきちんと回答して戴いたことや、また系統記号の不記載についても触れたことから、納得もある程度は得られた印象です。
私自身が市バスとの本格的なお付き合いは幼少時の頃を除けば、1972年の辺りに遡ります。
名古屋市営バス、殊にツーマン車両の全盛期は67年頃か。
それ以来は地下鉄線の延伸で古くからの路線系統は徐々に縮小し、76年4月にはオールワンマン化を達成。運賃も原則均一制になりましたね。
そして令和時代に入り、ふと公式サイトにて路線系統地図を拝見してみましたが、地下鉄駅接続系統とか単なる循環系統、地域巡回系統よりも、むしろループ系統の増加が目立ちますね。
昔の系統番号方式ならば160どころか恐らく300〜500までが付番されたであろう。
またループ系統の増加が後方幕の表示をかなり難しくしているようにも思えます。
さらに、なぜか市外での路線系統も激増。名鉄印場、高蔵寺などが、その典型でしょう。それで、よう運賃均一制でやっていけるものだ……と感心もしています。
今後どう展開するかは分かりませんが、必要があれば市外区間は対キロ区間運賃制つまり整理券式の導入もなきにしも非ず??
後方幕はワンマン化が本格化した69年頃には、ワンマンカーから姿を一旦は消しています。勿論、方向幕は手回しでした。
しかしながら、運転手の中にはワンマンの時でも後方幕を密かに使っていた方もたまに見かけましたね。
12系統(栄〜稲西車庫)の2SR車とか、61系統(名鉄神宮前〜島田一ツ山)、2
系統(名古屋駅前〜黒川〜砂田橋)、10系統(名古屋駅前〜黒川〜木津根町〜上飯田町)の2HR車で私自身も目の当たりにした覚えも。
まあ、いつまでも後方幕のことで漫然と呟いていてもキリがありません。取り敢えずは今般の新NF車での様子を見てから、改めて論じてみたいと思います。
これについてのコメント、誠にありがとうございました。









口無池、市バスの表示のお陰で有名になった???

2023年09月05日 14時35分53秒 | 交通一般

画像は再掲ですが、名古屋市交通局鳴尾営業所担当の市バス鳴子13系統、 地下鉄鳴子北発有松町口無池行きの後部表示例です。
これまでは、なぜか中型車両による運行も多かったのですが、最近は殆どが大型車両になり、利用客も増えているようだ。
ルーツは確か142系統の鳴子住宅〜大高駅前。もともとマイクロバスでの運行でしたね。
口無池付近も近年は宅地開発が目覚ましい。
ほかには、その近場にかつて大高町文久山という停留所もありました。仮にも単に文久山という名称だけならば、あまりピンと来なかったのかも。
ちなみに今は南大高駅東と改称。まさか、あんな辺鄙な場所にJR東海道線の駅や大型ショッピングモールが出来ようとは誰が予想したのだろうか?
………ちなみに白単色型のLED方向幕も、大手メーカーのレシップ社がアンバー単色型の生産を完全に取りやめたせいか、全国的に普及。私自身が知る範囲内でも、未だに採用していないのは遠鉄バスや神戸市営バスぐらいか。
………さて、名古屋市交通局如意営業所ではレトロカラーをまとっていたNH-66が残念ながらも故障。このまま廃車になったそうです。しかしながら、特に大きな事故に遭った様子もなく、長い間お疲れ様と伝えたい。確か、終始、如意配属で通し、かつては栄12、栄13でも活躍していました。




JR津軽線、大平〜津軽二股の復旧はやはり難しい??

2023年09月05日 10時38分25秒 | 鉄軌道
昨日明らかにされた、被災で長期に亘り不通になったままのJR津軽線末端部のうち、蟹田〜津軽二股を復旧させたいという今別町の意見。
鉄道ファンにとっても朗報だが、被災箇所の殆どが、大平〜津軽二股にほぼ集中とか。しかも12カ所にも上り、もし何ともならない場合は、蟹田〜大平だけの復旧に留める場合もあるとのことです。
私自身も津軽二股までは何とか復旧させて欲しい気持ちだし、その方が新幹線の奥津軽いまべつ駅の利用増にも必ず繋がる筈だと思います。大平駅付近は観光地や景勝地もあるそうな。
ただ、大平〜津軽二股だけの復旧費用でも、かなり莫大な額になりそうだ。
まだまだ紆余曲折がありそう。どうなるかは要注意ですね。但し、この区間の復旧は技術的にもかなり困難との見方が多いとも。
ただ、終点が大平になろうとも、あるいは津軽二股になろうとも、青森駅から電車で直通できないと無意味だ。この区間も交流電化が必要だろう。また、線路自体の強化も不可欠だ。
なお、津軽二股あるいは大平以北の代替バスは、三厩から竜飛岬まで延長させる方針との由。
取り急ぎ報告まで。
・追伸(9/5)………あれから、とあるサイトでは様々な問題点が指摘されていました。
最も理想なのは、貨物列車等の新幹線乗り入れ地点を中小国信号場から奥津軽いまべつ駅構内(ホームの裏側)に移転させ、電圧切り換えセクションも同駅の北寄りに移設。ホーム裏に津軽線の津軽二股駅を置いて統合させるという案ですね。しかしながら、蟹田〜津軽二股の電化が必要になります。
仮に中小国(信)〜津軽二股を非電化のままにすれば、比較的廉価にはなろうが、蟹田駅で乗り換えが必要だし、増発もあまり見込めない。果たして、どちらが現実的だろうか??