銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

路線バスのLED方向幕、意外な機能あり驚き……後日ついに新車を見た!!

2023年09月11日 07時40分12秒 | 交通一般

今回も路線バスのLED方向幕の話で申し訳ありません。
名古屋市営バスの場合、LED方向幕が登場したのは確か2003年頃。今はなきNS-21〜30、NSF-1〜30からアンバー単色型で採用されましたね。
私自身とこうしたデジタル方向幕に初めて出逢ったのは、確か2000年頃か。岐阜バス(岐阜乗合自動車)の当時のエアロスター型新車。名鉄岐阜駅で偶然見かけて驚きました。
しかしながら、まだ当時は、この表示機器は高値の花。岐阜バスの他の新車はワンマンながらも後方幕が復活していたものの、この試験搭載車両だけは後方幕が省略されていました。
その翌年には後方幕が全国的に義務付けとなり、こうした新車に出逢ったのは何と遠鉄バス。浜松駅バスターミナルで見かけたのか最初となりました。
ただ、名古屋市営バスの新瑞12系統などのように、まさか途中の停留所にて表示内容を簡単に変えるような知恵は全く思いつかなかったですね。巻き取り式方向幕では、なかなか出来ないような機能です。
画像の八事12系統でも、ここでは八事経由の表示ですが、もしかしたら八事停留所にて今池経由にでも変えているのかもしれませんね。
ちなみに新瑞12の場合、側面表示は新瑞橋バスターミナル出発時は新瑞橋→地下鉄徳重の内容ですが、どうやら名鉄鳴海停留所にて名鉄鳴海→地下鉄徳重に変えているようですね。もしかしたら、システムプログラムとして自動的に変わるように組み込まれているのかもしれません。
かつての市電3系統。最後までツーマンだったのも、何となく頷けますよ。当時の車掌さん、ご苦労様でした。(微笑)
・追伸………これまで長らく名古屋市営バスの特に前面、後部での経由地表示の在り方について論議してきました。
総括すれば、名古屋駅、栄、金山、星ヶ丘、藤が丘、新瑞橋、上飯田、多加良浦など目的地が4文字以内で収まるものは、なるべく経由地も併せて表示すべきだろうと思います。
有松町口無池とか藤田医科大学病院などのように6文字以上の場合は、特に後部は必ずしも無理矢理に併記しなくても良い場合があろう。地下鉄植田とか中川車庫前など5文字の場合は近隣に目的地が同じで経由が違うような路線系統がある場合のみ併記するという形が最も理想的だと思えますね。
これで、橙文字から白文字への移行における今後のあるべき姿が、かなり見えてきたような気がします。
・追伸2(9/13)………本日午後4時頃、境根〜一ツ山三丁目付近にてNF-536と思われる真新しい回送の市バス車両とすれ違いましたよ!! かねてからの噂通りに白文字LED方向幕!!日照時間帯にもかかわらず本当に読みやすいですね。恐らく、この後に幹原1系統の鳴子みどりケ丘経由地下鉄原行きに充当されたものとみられます。取り急ぎ報告まで。
ちなみにその時、私自身が乗っていたのはNN-56で、地下鉄相生山経由地下鉄原行き。まさしく新旧交代劇の展開でしたね。