銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

名古屋市営バス、新型エルガ・エルガミオ・エアロスターの勢力はどうなったのかな?

2023年09月14日 20時05分24秒 | 交通一般
さて、ここでは名古屋市営バスの後方幕の話題をひとまずはお休みに。
その代わりに、ごく最近にて外観を大幅にモデルチェンジした後での大型並びに中型ノンステップ車両の現時点での勢力を振り返ってみたいと思います。但し、白文字LED方向幕搭載の新車については、ここでは敢えて除きます。
私自身がかつて“ブサカワ顔”と大変に失礼な言葉を思わず叫んでしまったエルガが名古屋市営バスにデビューしたのは確か2015年度分の新車から。局番はNS-303〜434の総計132台か。
そして、2022年度分としてはエアロスターがNF-435〜473の39台が出現しています。
他には基幹1系統用としてNKS-18〜29の12台も。
さらにはC-758系統用として、TS-9〜11の3台も。
一般路線用の中型ノンステップ車両ではNMS-97〜191の95台がデビューしていますね。
そして、令和4年度分の基幹1系統専用車両としてNKF-55〜61の7台も。
単純計算で総計何台かな?
(・9/15追伸………288台だそうだが…)
しかしながら、こうも台数が多くては、迂闊にも白文字LED方向幕への換装の要望なんか、とてもじゃない、無・理・だ・わ。(苦笑)やはり、今のアンバー単色型を使い倒した方が明らかにベターだね。
まあ、今回は備忘録のつもりで投稿したのだが。うん。
大変に失礼しました!!
…………ふと気が付けば、モデルチェンジ後での日野製新車の発注は皆無ですね。もし、次回、仮にNH-581〜600番代後半、NKH-62〜64のデビューでも決まれば実に9年ぶりにはなるが、やはり、いすゞか三菱ふそうで決まる可能性が大きいかな??






名古屋市営バス、空き系統番号や空き系統記号の謎に触れてみたが………

2023年09月14日 16時33分53秒 | 交通一般
名古屋市交通局は去る1998年5月の大型連休明けだったかな? 市バスの路線系統名をこれまでの1〜160での通し番号から、わざわざ全路線に亘り系統記号制に変更しましたね。
この付番規則によりますと、拠点バス停名を漢字で2文字まで、系統数字を一般路線は2桁、基幹系統や幹線系統は1桁に組み合わせた内容です。
しかしながら例外もなぜかあるようで、守山区内には志段味11系統が存在。志段11でも良かったのではなかろうか?
さて、今回は番号、記号の欠番について、ほんの少しだけ吟味してみましょう。
まず番号時代では7が欠番がちに。初代は北車庫が担当した浄心町〜黒川〜大幸町で、終始ツーマンだったとか。後には暫く間を置いて、大曽根〜新瑞橋に。さらには西区の路線に移りました。
また、42はもともとは1958年頃まで名古屋駅前〜妙見町だったらしいが、後に50に改称されたらしい。
そして、44も長年に亘り欠番でしたが、後には野並〜鳴海町最中〜緑高校〜白土に使われていました。野並車庫の担当ですね。
さらに142は鳴子住宅〜大高駅前に使われ、144は志段味地区に使われたような。
しかしながら、160は栄〜名古屋大学前に長く使われたものの、なぜかしら153、154、156〜159は一度も使われることはありませんでしたね。
また一度は姿を消しながらも、思わぬ地域で復活したものも多い。17、30、34、35、41、48、73〜76、108、109、116、130、155などを挙げておこう。
次に現代での記号時代。こちらは番号とは違い、過去に一度でも使われた組み合わせは恒久的に欠番にするらしいね。再利用しても良さそうなものだが。うん。
名駅拠点系統では、まず名駅21が挙げられます。名古屋駅〜地下鉄高畑での運行で中型車両が専ら使われていたようだ。名駅27、名駅28は欠番みたいだが。
栄拠点系統では欠番はないみたいだが。
金山拠点系統では金山13と金山17がいないような。かつては幹金山1があったそうたが。
大曽根拠点系統では曽根12が欠番ですね。新瑞橋拠点系統では新瑞11。こちらは地下鉄名城線と被り、姿を消していますね。
まあ、他にも永久欠番は沢山あるのでは??
神宮13は神宮東門〜野並車庫を結んでいましたが、地下鉄名城線と被り、利用客も著しく少なかったようで姿を消しています。
取り急ぎ、ここまでとします。私自身のうろ覚えもあるかもしれないが、何卒ご容赦願います。

画像は、名駅14系統での側面表示です。この路線はもともと18系統で名古屋駅前〜幸心を結んでいましたが、いつの間にか大曽根止まりに。那古野車庫の担当で、1971年夏頃まではツーマンでしたね。






名鉄、今なお提示しないまま放置?の主要駅ホームドア整備計画………

2023年09月14日 14時31分49秒 | 鉄軌道
名鉄が金山駅におけるホームドアの整備を目指した実証実験計画を断片的ながらも明らかにしてから早くも数年。
しかしながら、ここ数カ月間に相次いだ9500系や9100系の増備編成投入とは裏腹に、今のところ全く進展がありませんな。(苦笑)
その間にはJR東海は刈谷駅や名古屋駅などのホームドア整備計画を着実に具体化。その極めつけは何と言っても385系の設計方針だろうね。まぁ、よく考えたもので、315系との扉位置の統一だ。
名鉄では、何年か前には「いろいろな方法がある。両開きのホームドアから複数(7本?)ロープ昇降式まで。あらゆるタイプがテーブルにありますよ」とのいささか強気且つ呑気そうな答弁でしたね。
その間には近鉄が阿倍野橋駅一部のホームにロープ昇降式を採用。鶴橋駅にも導入が近そうだ。
また阪神三宮駅でも、阪神なんば線発着ホーム(2番線)ではロープの本数を5本から7本に増やして、さらに待ち客の安全性を高めていますね。ちなみに阪神本線のホームはオーソドックスな両開き方式です。
まさか、今なおどこかでケチ臭さが残る名鉄がスクリーン式ホームドアとかホルダー可動式ホームドアなんかは、とてもじゃない、高価で採用するまい。何はともあれ、一日も早く具体的な計画案を明らかにされたいですな。喫緊の課題ですよ!!
でも、やはり7本ロープ昇降式の辺りに落ち着くのではなかろうか??
名鉄が、JR東海や都営地下鉄浅草線、京浜急行電鉄ご自慢のQRコード方式を採用するかどうかは分からないが。これならば、車両側は扉の外側などにQRコードのシールを貼るだけで済むのだが。うん。

画像は再掲にはなりますが、JR西日本・大阪駅での5本ロープ昇降式のホームドア(?)の実例です。



名古屋近辺の民営バス運賃、10月から一斉値上げ………その他。

2023年09月14日 13時24分12秒 | 交通一般


既に各報道にてご存じかと思いますが、名古屋近辺の民営バスである名鉄バス、岐阜バス等は来る10月1日から運賃を一斉に値上げします。なお、三重交通や東濃鉄道などについては未確認。悪しからず。(・追伸………なお、豊鉄バスは12月1日の値上げ実施を目標とし認可申請中だそうです。大変に失礼しました………)
但し、名古屋市営バスと並行する区間については210円に据え置かれます。
詳しく公式サイトにて。名鉄バスは確か初乗りは今後は190円かな。
やはりコロナ禍における利用客数の落ち込みや運転手不足が影響とか。
………さて、名鉄バスのほかに豊鉄バスや岐阜バスなども白文字LED方向幕の採用から久しくなりますね。
豊鉄バスの場合、系統番号が整備されたにもかかわらず、側面はご丁寧にも路線名をわざわざ併記。名鉄バスもそうでしたが、豊鉄バスもかつては豊橋鉄道自動車線の扱いでしたね。そのためかな?
牛川金田線、豊川線、新豊線、伊良湖線、小浜線、岩田団地線などなど。しかしながら、今どき、こんなダサくて古臭いような路線名併記は果たして必要かしら?? それよりもむしろ経由地をもう一コマ書き加えるべきだろうね。

但し、側面表示がフルドット且つフルカラーのしずてつジャストラインは、例えば84系統(新静岡〜丸子橋入り口〜岡部営業所〜JR藤枝駅)でわざわざ中部国道線を明記していますね。やはり地方によっては必要かな?
豊鉄バスは、かつては運賃が均一だった市内循環線(系統番号は忘れましたが……)もあり、本当に懐かしいのだが。うん。豊橋駅前から呉服町〜曲尺手〜鍛冶町〜瓦町〜円六橋〜大池〜新川を経由していましたが。
名鉄バスも系統番号がなかった時代は、岩藤線とか名犬線、津島線、岩塚線、岩中線、中之郷線、宇頭線、大沼線、くらがり線、美合線、男川線、依佐美線、豊場線などなど路線名が豊富でした。なぜか路線名が方向幕に併記されたことは全くなくて、実に分かりにくかったような。
まあ、既に時代は変わりましたね。
やはり今なお分かりにくいのは千葉中央バスとか小湊鐵道自動車線の辺りかな。
取り急ぎ報告まで。





軌道法、鉄道事業法併用の列車の運転には2種類の資格が必要?? その他。

2023年09月14日 11時17分51秒 | 鉄軌道
ここで少しだけ視点を変えての投稿です。
公共交通機関の車両の運転は、路線バスは大型二種、そして鉄道事業法、軌道法の区間での列車の運転にはそれぞれ別々の資格取得が必要ですね。
また、運転中における法令も微妙に異なるらしい。
近年までは電車と電気式気動車あるいはハイブリッド車両は運転資格も異なりましたが、最近では簡単な研修や実技訓練さえ受ければ共通に。

画像は再掲になりますが、JR長崎本線・小長井駅に入る、向こうでは在りし日の817系交流専用電車です。この駅も架線は既に撤去されて、半世紀近くぶりに非電化に逆戻り。今の中央西線や篠ノ井線、関西本線名古屋口などでは到底に考えられまい。
キハ47形ならばそうもいかないが、YC1系ならば電車の運転士でもハンドルを握れますね。
電気機関車と電気式ディーゼル機関車あるいはハイブリッド機関車も同様になりました。もしかしたら、関西本線名古屋口でのディーゼル機関車も、今はほぼ電気機関車の運転士かもしれません。
しかしながら、非常時に備えて、蟹江、永和、弥富各駅での待避線電化や、JR四日市駅構内での電化区間はもう少し増強すべきだろう。今のままでは電気機関車による代走や313、315系の電車留置が困難だ。
但し、液体式ディーゼル車両だけは別みたいです。
あの“ゆとりーとライン”は軌道法と道路交通法等の双方の運転資格が必要な筈です。阿佐海岸鉄道におけるDMVもこれに準じるだろう。
さて、名鉄では軌道線は未だに健在。あの豊川線は法令上では未だに軌道です。これは一般客には殆ど知られていないだろう。名古屋本線でのECB車群も乗り入れてくるのに、さては鉄道とは別の資格が要るのかな?? 実態は誰が見ても名鉄豊川線は鉄道なのにねぇ………。
大阪メトロは全線が軌道。第三軌条方式の近鉄けいはんな線や北大阪急行電鉄は軌道と鉄道が混在しているような。なお、中央線の大阪港〜夢洲は鉄道事業法にて建設とか。
一方、福井鉄道福武線は軌道法と鉄道事業法が混在しているため、双方の運転資格を持つ職員が不足。近々にも減便とか。何とも不条理で理解し難いね。
なお、東京メトロや都営地下鉄、名古屋なども含めた他の公営地下鉄は鉄道なので、ご安心あれ。(微笑)




かつては標準軌且つ第三軌条方式も考えられていた地下鉄鶴舞線や営団7号線など

2023年09月14日 08時31分36秒 | 鉄軌道

名古屋市営地下鉄の鶴舞線(名古屋高速度鉄道3号線)、東京メトロ南北線(東京地下鉄7号線)はいずれも日本一般狭軌かつ剛体架線式にて建設され、現代に至っています。

しかしながら、鶴舞線の場合、まだ名鉄との相互乗り入れが考えられていなかった頃の1970年には、既に今の日進車庫の用地こそ確保されていたものの、標準軌かつ第三軌条方式での建設が考えられていたそうな。当時の中日新聞記事から。
それによれば、電圧は直流750ボルトで車長は18ないし20メートルクラス、将来的には8両編成とする予定でしたね。赤池駅と上小田井駅ではホームタッチにて、名鉄挙母新線と犬山線に連絡させるとも。
しかしながら、75年頃には当時の運輸省や営団地下鉄などからの強い指導もあり、今の姿に。
一方、その頃には営団地下鉄も7号線計画を進めようとしていました。今の東京メトロ南北線ですね。
なかなか相互乗り入れ先が見つからず、一時は丸ノ内線の規格にする案さえありました。
さらに時代は遡り、戦前は東急新玉川線(今の田園都市線・渋谷〜二子玉川)を銀座線と同規格で建設させ、銀座線も浅草〜三ノ輪に延伸。相互乗り入れさせる計画も決まっていましたが、結局、半蔵門線計画の急浮上で今の姿に。
…………これらとは対照的なのが、名古屋高速度鉄道の初代1、2号線計画。終戦直後の都市部復興計画も兼ねていたようだ。
1号線は八田〜中村公園〜名駅〜柳橋〜栄町〜末盛通〜川原通〜名薬専前、2号線は栄町〜大曽根〜水分橋を建設するが、地下区間はせいぜい柳橋〜栄町だけに。あとは掘割か高架にする案だったらしい。名駅は国鉄0番線ホームを電化して借り入れ、狭軌で架空単線式にする案で、かなり決まりかけていたとか。
八田では狭軌だった近鉄名古屋線、名駅では名鉄名古屋本線、大曽根では名鉄瀬戸線、水分橋では名鉄小牧線と相互乗り入れするという夢みたいな計画でした。
なお、線路や駅などの車外施設は名古屋市の所有とするが、営業や運行は民間に任せるという官民混合体、今の上下経営分離方式や第三セクター方式が考えられていましたね。今よりもかなり進んだ計画とも言えます。(微笑)
画像は再掲になりますが、狭軌かつ架空単線式で建設されていた場合の名古屋高速度鉄道1号線の地下トンネル入り口付近です。
しかしながら、朝鮮動乱が収まった後の不況や東海道本線電化などで名古屋駅の0番線が借りられなくなり、東山線、名城線は今の姿になりました。地下鉄として、市有市営の形態に。
もし実現していたら、国鉄301系や103系1200番代みたいな電車が名古屋市内を満遍なく走っていたことでしょうね。
…………さらに時代は進み、今の東山線の池下延伸や名港線は当初は高架で建設する筈でした。
また東山線の高畑延伸後は、汐止への延伸について、当初は高架での建設案もあったとか。恐らく高畑〜入場は地下区間になっていたとみられるが。
やはり、名古屋の地下鉄は、もともと高速度鉄道とか高速電車という呼び方がされていたのも何となく頷けます。
しかし、これも国鉄西名古屋港線の電化、旅客化計画に変わり、今のあおなみ線に姿が変わりました。
東山線の高畑〜入場は建設の需要が比較的ありそうには見えましたが、市バス・高畑12系統の車内から見た範囲内では、わざわざ延伸してまでの必要性もなさそうだが。うん。

この後部表示もぜひとも改良を!! 名古屋市交通局鳴尾営業所様。

2023年09月14日 07時38分57秒 | 交通一般

画像は度々の再掲になり、大変に申し訳ありません。
画像は名古屋市営バスの鳴子13での後方幕表示例です。ホンマに工夫が足りないよ!!
昨日は行き付けの眼科クリニックでの診察を終えて帰る際、これとは対照的に比較的分かりやすい表示に偶然にも出くわしました。
その路線系統は原13改め徳重13です。
その時に前面は“地下鉄徳重 藤田医科大学病院”に。地下鉄徳重は何と目的地の上に小さめに併記されていますね。
後部は目的地だけの表示でしたが、ごく最近からか前面とほぼ同様な表示になり、系統記号が特になくても分かりやすくなりました。欲を言えば、経由は“桃山住宅”にさせたいところだが、今は目的地がこれならば自ずと経由はこれに決まっているため、そう問題はなかろう。
画像の鳴子13での後部表示も同様にしたら、かなり読みやすくなる筈だが。うん。
経由地表示の効果を生かすか、否かも各営業所の考え方、捉え方一つだろう。
さて、あの新NF車もさらに納車が進み、営業所によっては3台目の廃車もそろそろ出始めています。
………そういう中、私自身も初めて境根停留所付近にて恐らくはNF-536と思われる真新しい回送車両と偶然にもすれ違いました。折しも私自身はその当時、幹原1の鳴子みどりケ丘経由地下鉄原行きの車中に。NN-56で、新旧交代劇を思わぬ場所で見せつけられた感じでしたよ。
その後、この新NF車は神宮11(副担当)の営業運用にでも入っていたのかもしれませんね。
なお、幹原1はかつては野並営業所が副担当でしたが、今は外れています。