名古屋市交通局は去る1998年5月の大型連休明けだったかな? 市バスの路線系統名をこれまでの1〜160での通し番号から、わざわざ全路線に亘り系統記号制に変更しましたね。
この付番規則によりますと、拠点バス停名を漢字で2文字まで、系統数字を一般路線は2桁、基幹系統や幹線系統は1桁に組み合わせた内容です。
しかしながら例外もなぜかあるようで、守山区内には志段味11系統が存在。志段11でも良かったのではなかろうか?
さて、今回は番号、記号の欠番について、ほんの少しだけ吟味してみましょう。
まず番号時代では7が欠番がちに。初代は北車庫が担当した浄心町〜黒川〜大幸町で、終始ツーマンだったとか。後には暫く間を置いて、大曽根〜新瑞橋に。さらには西区の路線に移りました。
また、42はもともとは1958年頃まで名古屋駅前〜妙見町だったらしいが、後に50に改称されたらしい。
そして、44も長年に亘り欠番でしたが、後には野並〜鳴海町最中〜緑高校〜白土に使われていました。野並車庫の担当ですね。
さらに142は鳴子住宅〜大高駅前に使われ、144は志段味地区に使われたような。
しかしながら、160は栄〜名古屋大学前に長く使われたものの、なぜかしら153、154、156〜159は一度も使われることはありませんでしたね。
また一度は姿を消しながらも、思わぬ地域で復活したものも多い。17、30、34、35、41、48、73〜76、108、109、116、130、155などを挙げておこう。
次に現代での記号時代。こちらは番号とは違い、過去に一度でも使われた組み合わせは恒久的に欠番にするらしいね。再利用しても良さそうなものだが。うん。
名駅拠点系統では、まず名駅21が挙げられます。名古屋駅〜地下鉄高畑での運行で中型車両が専ら使われていたようだ。名駅27、名駅28は欠番みたいだが。
栄拠点系統では欠番はないみたいだが。
金山拠点系統では金山13と金山17がいないような。かつては幹金山1があったそうたが。
大曽根拠点系統では曽根12が欠番ですね。新瑞橋拠点系統では新瑞11。こちらは地下鉄名城線と被り、姿を消していますね。
まあ、他にも永久欠番は沢山あるのでは??
神宮13は神宮東門〜野並車庫を結んでいましたが、地下鉄名城線と被り、利用客も著しく少なかったようで姿を消しています。
取り急ぎ、ここまでとします。私自身のうろ覚えもあるかもしれないが、何卒ご容赦願います。

画像は、名駅14系統での側面表示です。この路線はもともと18系統で名古屋駅前〜幸心を結んでいましたが、いつの間にか大曽根止まりに。那古野車庫の担当で、1971年夏頃まではツーマンでしたね。