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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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墓参と靖国神社・・・北斗市

2006年08月14日 13時19分52秒 | Weblog
写真は昨日13日に私の父親の墓参りに行った時のもので、娘の高本夫妻ですが、娘の美知枝、孫の穣太郎、娘婿の高本和幸くんです。私の父親は日本セメント(現太平洋セメント)の転勤族でしたが四十数年前に亡くなり、北斗市内あるこの墓に遺骨が納められております。

明日の終戦記念日(敗戦記念日と言うのが適切と思うのだが)を前に、靖国神社関連のテレビ番組が頻繁に放映されています。
私達はこのように遺骨の納められた墓石にお参りする事が出来ますが、戦地で亡くなった戦没者の遺族には、切れ端ほどの遺品も無い方々がたくさんおられます。戦地に赴く人達も、送り出す人々も「靖国で逢いましょう!」と言うのが最後の言葉だったと言います。この約束を信じて毎年、靖国神社にお参りする遺族、戦友の方々も多いと聞きます。

戦犯などで合祀された方々には、獄死、刑死、病死された方々が多くおります。この方々も国のために一生を奉げた方々なのでしょう。しかし、国のために生涯を奉げた人々はこのような方々の他にもたくさんおられます。教育改革に命をかけた人、民主主義運動に生涯をかけた人、日本の科学技術向上に生涯をかけた人・・・上げれば際限なく日本文化、日本立国に貢献した人々がいます。しかし、この人達は国の施設に祀られる事はありません。
このように考えると戦争に関わった方々だけが祀られる・・・

戦時中は誰もが日本の国の繁栄を信じての行動だったのでしょう。
しかし、誰がどのように考えても、戦場に送った人々と送られた人々が、一緒に靖国神社の祀神として拝礼を受ける事を自然の姿とは思えないのです。
明日、小泉総理が靖国神社に行くとか行かないとか・・・
いずれにしても小泉総理の行動が、靖国神社問題を超越して、総日本国民が先の戦争が何だったのかを再考させる機会にしたいものです。

先人達が韓国、中国などの外国で何のために何をしたのか・・・
その行為は我々、戦後の日本国民全員が背負っていかなければならない宿命としたなら、あまりにもその歴史認識が気薄であるように思えてなりません。

ともあれ、現代社会に暮らす転勤族である娘夫婦の高本一家と孫の穣太郎・・・日本人で在るが故の宿命を負わせるには少し可哀相な気も致します。
さて、夏休み中の社内は閑散としておりますが、今日も悩みの相談メール回答を・・・
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