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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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仕事の対価とは…北斗市~函館~札幌

2006年08月31日 20時45分18秒 | Weblog
ビジネスが成立する言う事は、売った商品が、その代金以上の対価で有る事がセオリーです。
アメリカ流のビジネスとは、持っていない会社(個人も含む)から、必要としていない会社(個人も含む)に売り込む事と言います。これは詐欺と紙一重と言えるかも知れません。詐欺師と明らかに異なる点は、売った所も、買った所も、そして、その取り引きを成立させたビジネスマンも、ともに相応な利益を得ている事なのです。

一般に仕事の対価と思えるのは、行なった仕事や売った商品が、戴いた代金(報酬)より付加価値が高くなくてはなりません。会社でいえば、30万円の給料を支給される社員は、最低その倍の60万円くらいの利益を会社に与えていなければ、会社にとってその社員の存在意義がありません。会社は社員に対して法定の福利厚生費など以外にも、その社員が活動するための教育や活動費用などの負担をしているからです。

このようにセオリーだけでとらえれば、仕事の対価とは相当に無機質でドライなものと言えるでしょう。しかし、仕事の対価とは金銭だけで評価出来ない場合もあります。
それはお金で買えない信用と信頼です。アメリカ式のビジネスも信用と信頼の裏付けがあって初めて成立します。信用と信頼は一朝一夕で得る事など出来ません。積み重ねた実績と人間性によるものが多いと思われます。しかし、この信用、信頼を失うのは一瞬です。

時代の寵児と持て囃されたヒルズ族が刑務所の塀の向こうに落ちた瞬間、ヒーローから極悪人扱いとなります。瞬間に信用を失うのは、普段の仕事そのものが中身のあるもので無かった証とも言えるのでしょう。中身の伴う仕事を積み重ねてさえいれば、一瞬に信用、信頼が失墜する事などありません。
特に中身のある家づくりにおいては、建主さんが、住んでから本当に住んで良かったと言わしめる、家の性能が伴っていなければなりません。外観、内装やキッチンセットも無視出来ませんが、いずれも家としての様々な基本的な性能を備えている事が前提です。

今日31日は弊社の社員月間MVP賞の発表ですが、ファース事業部では本社で窓口対応の山玉香担当が、ハウジング事業部では大工の杉林清棟梁が受賞しました。
札幌出張の前にファースの家新築現場を訪れて授与式を行ないました。
写真は左から社歴45年の福田さん、今月のMVPの棟梁、杉林さんと大工の山田君です。この後、プロペラ機で札幌に移動しました。
北海道はでっかいどう…秋晴れの快適なフライトでした…明日は道東の釧路です…
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