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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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サオ竹屋と小規模工務店は潰れない…富山~東京~函館~北斗市

2006年08月30日 19時19分29秒 | Weblog
サオダケー…誰でも一度は聞いた事があると売り声だと思いますが、実際に買っている場面を見た事がありません。それでも昔からサオ竹屋は存在し、売れないサオ竹屋でも何故、潰れないのか…潰れないと言えば、我々のファース加盟工務店も潰れる工務店がなくなりました。無くなった…10年前までは破綻する工務店も多かったのです。バブル時の弊害ですが、身の丈以上の事業展開を行ったのが要因です。通常の工務店経営を行っている限り、工務店は潰れないものです。潰れない工務店はサオ竹屋と共通した部分があります。

潰れないサオ竹屋と小規模工務店の共通点は、経営経費を殆どかけていないからです。
経費をかけないと言う戦略的な経営を意識している訳でなく、元々、サオ竹屋も小規模工務店も経費をかけようにもその財源のないのが殆どだと言う事でしょう。
サオ竹屋など、車などをわざわざ買って設備投資を行ってやるほど、上手い商売でもありません。多くのサオ竹屋は使用していない中古の軽4輪トラックに、声割れのするただ同然のスピーカーを使用して叫んでいます。

地域密着の工務店も営業マン、技術者社員を置くわけでなく、大工さんの仕事を兼務した社長さんが全てを仕切っている場合が多いのです。また、経営と言う意識もなく、必要に応じた設備投資しか致しません。サオ竹屋も小規模工務店も、言い換えれば最初から経営をしていなかったから、経営破綻も在り得ないと言う事になるのでしょう。しかし、工務店が行う家づくりは、サオ竹屋と異なり数十社の協力業者を差配しており、その配下にまた何十人と言う人々が関わっています。工務店は経営規模に関係なく組織運営の形態を確立していなければ、良い家づくりが出来ないのです。我々のファース・グループ工務店は小規模である強みを活かす経営を実践いたしております。

潰れない工務店経営…
それは着工棟数を求めない。メンテナンスを最大の営業とする。売り上げ主義に走らない。確実に利幅を確保して顧客還元する。この原則を守っているファース加盟工務店に限り、完成保証制度の保険が適応されるようになりました。

写真は蒸し暑い富山、東京と経由して帰社したファース本部本社の前の田圃の稲穂です。
既に完全に秋の色となった空に、たわわに穂の頭を下げておりました。
実るほど頭(こうべ)下げる稲穂かな…グループ工務店もそして自分もそうのように…

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