毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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家は人をつくる…北斗市~青森市~北斗市

2006年08月26日 21時21分29秒 | Weblog
家庭は社会の縮図です。家族とは生まれた時から時間と空間をともにしてきました。
この家庭の中で頑固父親との葛藤があったり、夫婦喧嘩の顛末を見たり、兄弟喧嘩で闘争したり、他人との関わりなどを見て、体験しながら子供は社会性を見につけて行くのです。
特に喧嘩した後に仲直りをしまければ家庭生活が崩壊してしまいます。
家庭はこのように住む人の人間性の向上のためにもっとも大切な空間でもあります。

非行やいじめになどに遭遇した子供を調査したら、その多くが快適な子供部屋で暮らしていたと言うデータがあります。広くて明るくて冷暖房完備で快適なのです。子供はご飯を食べたら直ぐに自分の部屋に行きます。友達が来ると真っ直ぐに自分の部屋に入ります。家族の触れ合いを持つ機会が少なくなります。事態が悪くなれば直ぐに自分の部屋に行くため、喧嘩をして仲直りをする機会がありません。社会性を身につける事なく子供は進学して社会に出て行きます。

昔の家には囲炉裏がありました。横座に父親が陣取り囲炉裏に薪を燃やします。母親はその囲炉裏の火で炊事をします。子供たちは卓袱台を囲炉裏のそばに持ち込んで勉強します。
この囲炉裏を中心にして、いつの間にか子供達が社会性や人間性を育んで成長して参ります。この囲炉裏の周りが一番、快適だったのです。現在の住宅にこの囲炉裏を設けるのは無理な事でしょう。しかし、この囲炉裏の役割を居間が果たさなくてはなりません。
家族が集り易い絶好の間取りと温熱環境が必要なのです。

今日の26日土曜日は、北海道北斗市から昨日、通った青函トンネルを利用し青森での日帰り講演でした。
写真はイベント会場の受付で撮りました。
私の向かって右隣が、青森ファース会初代会長の千葉社長さん、左が現会長の一戸住宅さん、千葉さんのお嬢さんを挟んで、二代目会長の柏崎さんです。更に向かって右から佐々木さん、相馬さん、和田さん、長谷川さん、長松さんの順です。

今日のイベントは、住設コンサルタント山本達雄さんとジョイント講演で「家と言う空間は人を育む」と言う内容でお話をさせて戴きました。17社で構成する青森ファース会は皆さんが、同じ程度の規模で地域密着の工務店経営をなさっておられます。
家は数を求めるのでなく質を求めるのだと私達ファース本部の基本理念をとても大切にして戴いております。
かなりハードな一週間でした…北斗市の本社に戻り、これから相談回答の作業に入ります。
明日の日曜日は久々に身体を休められそうですが…
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