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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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初心者から学び自分の存在感を…北斗市~札幌

2006年12月02日 21時59分49秒 | Weblog
会社において自分はその会社から必要とされているのだろうか。自分が居なくとも何にも影響がないとしたなら、いつ首になってもおかしくないのでしょう。
自分の給料分を会社に貢献するなら、支給される供与の3倍の利益を会社にもたらす必要があります。会社は自分が受け取る供与の他に福利厚生費などの直接経費や、一人の社員が活動するための間接経費を負担しているからです。自分が存在するだけで会社は負担を強いられているのです。

我々の役員も同じで、社員より確実に高い役員給与を支給され、仕事の全てを部下任せなどと言う役員もいるのです。それでもその部下の行った行動の責任を全て受け持つのであれば存在感もあるのです。しかし、問題が発生したと同時にいち早く逃げ出したり、他人に責任を押し付けたりする役員がいるとするならば、その役員から先に退場して戴く事になるのではないでしょうか。

自分の存在感とは企業内だけでなく、家庭内でも言えると思います。
熟年離婚が話題になっておりますが、私が担当する離婚調停業務にも熟年者の当事者が多くなりました。亭主は普段、家におらず会社勤務をして給料を運ぶのですが、その女房を食わしてやっていると言う自負感が強いのです。その傲慢さを日頃、奥さんに嫌悪されており奥さんの心中は「亭主、元気で留守が良い」の通り給料を運んでくれる存在でした。煩わしい亭主が普段、居ないのですから我慢ができました。しかし、定年になって毎日のように家に居ると言う事になると堪え難いと言う事です。朝から晩まで何もしないで食う、出す、更に文句をを言うなど、何とも厄介な生ゴミ以上の存在となるのでしょう。

会社内でも粗大ゴミになっていないかどうかを自分で採点してみてはいかがでしょう。
書類整理の新入社員でも、明るく爽やかに先輩に仕事を教わる姿勢があれば、先輩達の指導する励みにもなり指導する方の相乗心向上にもつながります。また仕事の知らない新入社員の初々しい姿がとても新鮮で会社の様々な新風を送る事も在り得ます。

我々は、知識がある、技量を持っている、経験がある、などの自信過剰は向上心を低下させ、著しく人間的な進歩を停滞させる事があります。
家族や社員から敬われるのは、知識、技量、経験の豊富さが謙虚さ優しさになった時にこそ為せるのだと思われます。家づくりには特にその謙虚さが求められるのでしょう。
さて自分自身の置き換えてみてどうでしょうか…フッ!!フー!!

今日は函館から猛吹雪の札幌に私用のため急遽、移動してきました。
自分の居ない会社はどのようになるか…居なくても大丈夫となると、きっと安堵と寂しさで複雑な心境になる事でしょう。
写真はホテルに入る前に撮ったススキの夜景です。
ファースの家
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