今日、以前、名刺交換した事のある、ある広告代理店に勤めていた青年から、占い師の予言があり企業を興すと成功すると言われ、そのポイントを教えて欲しいと言うメールがありました。勤務していた広告代理店のリストラにあって退職し、就職先を探していたのだと言います。どのような仕事が向いているかを占い師にみてもらったら、その占い師によると年回りもタイミングも今がベストなので自分の企業を興すようにと薦められたと言います。
条件さえ揃えば工務店経営は素人でも出来ると言う話を私から聞いたと言います。
彼のメールでは、工務店経営の経験も無く、技術も、資金もないけれど占い師の言葉に真実味を感じたと言うのです。
工務店経営は、技術や技能が無くとも実際に家を造るのは、専門職の方々です。工務店経営とは、実際に家づくりを行う、大工さんや協力業者さんを上手にコーディネートする事で、必ずしも経験や技術がない素人でも可能なのです。
その私が話した「素人でも経営が可能」だと言う言葉だけが印象に残り、当社のホームページを見て思い立ち、相談メールをしたのだと言う事です。
この青年からのメール相談には、工務店経営に対するビジョンや家づくりに関する自分自身の夢や構想などが微塵も感じられません。工務店経営は30社にも及ぶ協力業者さん、納品業者さんと連携します。その協力業者さん達は更に多くのスタッフを抱えており、その多くの方々の多大な支援で工務店経営が成立します。
工務店経営はその経営者の家づくりに対する強い思いと、燃え上がる情熱、そしてその人の人格、人柄が特に問われるのです。
私は迷わず「お止めなさい!」と断言しました。
「占い師にみてもらうような経営は工務店でなくとも失敗する」と言う回答をしました。
人生には様々な岐路があるものです。
その選択を行うのは全て自分自身なのです。特に企業を興す時には、その事業の市場調査を徹底して行い、現状と市場の将来についての情報収集と的確な分析が必要です。
何の情報収集も行わずして「占い師」にみてもらう人など、そもそも企業経営者としての資質自体に問題があります。
現在、存在する工務店経営者の方々全てが、多くの修羅場をくぐって現在の工務店を成立させているのです。
ファースグループの工務店も然り…
写真は今日26日、鹿児島のファース工務店、保住宅サービスさんを訪れ、保住宅サービス代表の保 幸守さんとお母さんの保 スエさんと撮りました。
保さんはこの厳しい環境の中でも亡くなったお父さんの興した工務店をしっかりとした信念で護り続けています。
今年の春に訪れた時より、何倍も安定感が増して逞しくなりました。
厳しい逆境の時でこそ、我々工務店経営者の足腰を強くしてくれるのでしょう。
晴れ上がった鹿児島から運んで来た大雨の降り続く東京に移動して来ました。
明日はこの大雨を北海道に持ち帰った時は吹雪になるのか…
ファースの家
一日ひと知識を毎日更新しておりますのでご覧下さい。下のコメント欄にご意見を!!
条件さえ揃えば工務店経営は素人でも出来ると言う話を私から聞いたと言います。
彼のメールでは、工務店経営の経験も無く、技術も、資金もないけれど占い師の言葉に真実味を感じたと言うのです。
工務店経営は、技術や技能が無くとも実際に家を造るのは、専門職の方々です。工務店経営とは、実際に家づくりを行う、大工さんや協力業者さんを上手にコーディネートする事で、必ずしも経験や技術がない素人でも可能なのです。
その私が話した「素人でも経営が可能」だと言う言葉だけが印象に残り、当社のホームページを見て思い立ち、相談メールをしたのだと言う事です。
この青年からのメール相談には、工務店経営に対するビジョンや家づくりに関する自分自身の夢や構想などが微塵も感じられません。工務店経営は30社にも及ぶ協力業者さん、納品業者さんと連携します。その協力業者さん達は更に多くのスタッフを抱えており、その多くの方々の多大な支援で工務店経営が成立します。
工務店経営はその経営者の家づくりに対する強い思いと、燃え上がる情熱、そしてその人の人格、人柄が特に問われるのです。
私は迷わず「お止めなさい!」と断言しました。
「占い師にみてもらうような経営は工務店でなくとも失敗する」と言う回答をしました。
人生には様々な岐路があるものです。
その選択を行うのは全て自分自身なのです。特に企業を興す時には、その事業の市場調査を徹底して行い、現状と市場の将来についての情報収集と的確な分析が必要です。
何の情報収集も行わずして「占い師」にみてもらう人など、そもそも企業経営者としての資質自体に問題があります。
現在、存在する工務店経営者の方々全てが、多くの修羅場をくぐって現在の工務店を成立させているのです。
ファースグループの工務店も然り…
写真は今日26日、鹿児島のファース工務店、保住宅サービスさんを訪れ、保住宅サービス代表の保 幸守さんとお母さんの保 スエさんと撮りました。
保さんはこの厳しい環境の中でも亡くなったお父さんの興した工務店をしっかりとした信念で護り続けています。
今年の春に訪れた時より、何倍も安定感が増して逞しくなりました。
厳しい逆境の時でこそ、我々工務店経営者の足腰を強くしてくれるのでしょう。
晴れ上がった鹿児島から運んで来た大雨の降り続く東京に移動して来ました。
明日はこの大雨を北海道に持ち帰った時は吹雪になるのか…
ファースの家
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