毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

地域での経営継続は力なり…札幌~千歳空港~伊丹空港~丹波市

2008年08月06日 23時44分17秒 | Weblog
何とかハウスとか、何とかホームと銘打って、安い価格で地域市場に入って来て、数年で何処かに消えてしまったスーパービルダーがけっこう多く存在します。
皆さんの地域にもそのような、価格競争で参入し、いつのまにか居なくなったと言うビルダーが思い出すと必ず存在すると思います。

限られた地域を市場にする地域密着の工務店は、家づくりを生業にしており、生涯その地域で過ごす事になるのが宿命です。家は価格だけで売っては絶対に立ち行かなくなります。
つくる家に真心が入魂されいなければなりません。工務店経営者は、住んだ人との生涯の付き合いが天命として備わっています。
その地域で何十年も工務店経営者を継続していると言う人は、少なからず家づくりに天命を全うすると言う思想を持った人と言えるでしょう。

つくった家と運命をともにすには創り上げる家に、住んだ人がストレスを受けないような確たる性能、機能を有していなければなりません。それは外観、内観などより、住んでからの快適性や経済性を重視する思想が根底にある事です。
「家の性能を語れないものはビルダー経営の思想を語るべからず」と言い切れるでしょう。

長年にわたり、地方エリアで工務店経営を行なっている経営者は、そのような理念が保持されているのだと思われます。そうでなければ生き残ってこられないのです。
工務店経営に限らず、地域密着の企業、工場、店舗、旅館、料理屋などにも、狭いエリアでは真のCS、つまり顧客満足度のレスポンスをまともに受ける事になります。

今日は、ファース販売代理店の「住宅資材なかみち」中道社長さんのご案内で丹波市氷上町成松の料理旅館、葛野屋(かどのや)さんで会食をさせて戴きました。葛野屋さんへは3回目の訪問です。写真は中道社長と葛野屋の女将さん、田原美代子さんと撮りました。葛野屋さんは江戸時代中期、元文元年の創業だそうで二百数十年の老舗料亭です。

笑顔の綺麗な女将さんと、ご主人が板長として腕を振るう料理には、素材を生かした美味に歴史感を入魂しているようにさえ感じました。日本文化の根源が備わった地区と言われる、この丹波地区に在って脈々とその伝統を伝えています。
丹波市訪問の機会があったら是非、葛野屋さんで食事と宿泊をしてください。

今日の札幌は28℃湿度45%でした。此処の丹波市は、この時間になっても気温30℃、湿度80%もあります。この蒸し暑さの中で暮らし続けるにも忍耐が…継続は力なり…
家スペシャルfasオフシャルサイト毎日更新
ブログ総集編
函館市・北斗市周辺の方々は