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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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賢明な母の姿…北斗市

2008年08月23日 14時36分26秒 | Weblog
昨日の東京羽田空港から函館空港までの飛行機は、漫画のキャラクターを配した「ポケモンジャンボ機」で週末と言う事もあり、子供達で満席状態でした。
2歳くらいの男の子を抱いて肩に荷物をぶら下げ、かなり大きな荷物を手に持った母子が搭乗を待っており母子は、たまたま私の隣の席に乗り込んで来ました。

私は窓側席でしたが、通路側席にも席があり、その真ん中の席にその母子が着席しました。手に持った荷物を頭上の棚に収納し、もうひとつの荷物を膝に載せ、その上に子供を座らせてシートベルト締めます。私は子供のためにと思い、窓側の席を譲ろうと申し出ましたが、子供が窓の外を怖がるのだそうです。

2歳の子供が飛行機に搭乗してから、降りるまで1時間40分くらいの時間がかかります。その間、おとなしくじっとしている事などは無理な事なのでしょう。それでも飛行機が離陸して水平飛行に入るまでは、懸命に我慢していたようです。その後、母親の膝の上を降りると言い出しました。通路側席の人が席を譲ってくれれば、子供を抱いて通路で時間を繋げるのですが通路席の人は、我関せずの様子です。

母親は、膝の上の物入れから小さな玩具とクッキーを取り出して与え、子供は少しおとなしくなりましたが、せいぜい10分程度で、またぐずりだしました。母親は私や隣、後ろの人に詫びを言いながら子供を肩の上に乗せ、頭上まで持ち上げたりとの奮闘振りです。
子供は、完全に飽きているのが明らかですが、暴れたり、泣き出したりは致しません。

その母親が子供をあやす様子を観察していたら、常に笑顔の視線を絶やさないのです。
ついつい叱ったり、怒ったりしたくなるような場面でも彼女は、アイコンタクトで行動を抑制させながらも、その視線には子供に対する絶大な愛情が溢れるように感じます。
2歳の子供は、その母親の困る事をしたくないと言う自制を身体で感じているようです。

写真は先般、春日工務店さんで撮った足立公香さんですが機内で逢ったお母さんにとても雰囲気が似ておりました。

躾や教育は、叱る時はしっかりと叱るのが原則ですが、2歳の子供にはアイコンタクトで叱り身体で愛情を表現するのですね。この母親の子供に対する対応姿勢は、社員教育、学校教育でも共通しているようです。身体で仕込む、身体で知らせるなど体罰の方法であっても、そこに愛情が溢れ、その愛情が通じ合っているのが前提なのでしょう。
若いお母さんから教わった気分でした。

今日の北斗市は最高気温が17℃、高知市は32℃…北は秋深き、南は秋まだ遠し…
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