毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

今日は63回目の終戦記念日…知内~木古内~北斗市

2008年08月15日 18時52分09秒 | Weblog
学校の校門前に建っていた二宮金次郎の銅像が台座から撤収された時期がありました。
その時期には、民間からも金属製モニュメントが次々と強制接収されたと言います。
戦争用の飛行機や大砲、戦車などを作るためにですが、それでも足りずに、木製の主翼を持った戦闘爆撃機を戦場に送ったと言います。

その戦闘爆撃機に乗り込んで敵前に向った兵士は20歳未満の若き兵士達でした。
彼らは、家族、恋人などを祖国に残し、その祖国のためにと戦場の露と散って逝きました。
彼らが散った先には、同時に命を落とした敵方の兵士達も存在していた事でしょう。
戦争とは、相互が大儀を掲げ、その大儀のために相互の命を奪い合っているのです。

どんな理由があろうと、戦争ほど、愚かで卑劣で無意味なものと、世界の人々が嫌と言うほど知っているのでしょう。それでも今日、何処かで戦争が行われております。
人間は、本能で殺しあう野生の動物と異なり理性と知性を持ち合わせているはずですが…

今年は63回目の終戦記念日を迎えました。
今朝のある朝刊のコラムに、終戦間際、可愛がっていた猫、犬までも徴集された事が記述されておりました。犬も猫もその毛皮を戦場の兵士達に使用させるためです。
愛犬まで徴集する戦争とは、国としての理性を失い、自暴自棄になってしまう行為です。

63年以上前に、戦場に散って逝った兵士達と、その犠牲となった人々の御霊の上に、現在が存続し、私達が生きているのでしょう。
自分だけの正義、自国だけの大儀も、相手の立場になれば判るはずです。
この終戦記念日を迎えるたびに、自分や自国を鳥瞰的(鳥の目で空から見る事)な視野で見れるきっかけに出来れば思うのですが…

写真は、東京明治会館庭園にある、国歌「君が代」に出て来る天然記念物の「さざれ石」です。
オリンピックで我国の国家が演奏されるたびに平和の貴重さを噛締めたいものです。
靖国神社参拝の善し悪しや、共同慰霊墓地の設置などが議論されていますが、儀式や形式の在り方だけでなく、戦争をさせない国家メカニズムの研究をも本気ですべき考えます。

さて、夏休みも後半です。今日の北斗市は肌寒さを感じさせる23℃が最高気温でした。
家スペシャルfasオフシャルサイト毎日更新
ブログ総集編
函館市・北斗市周辺の方々は