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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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平素の生活そのものが営業活動に…天童~仙台~八戸~木古内~北斗市

2008年08月27日 18時24分40秒 | Weblog
「私達に家を建てさせてください」と言って営業活動を行う時代は過ぎ去りました。
大手ハウスメーカーのように、多額の資金を投入して営業活動を行い、受注したとしてもその営業費は廻り回って建主さんが支払っています。営業費用は少ないに越した事はありませんが、情報発信をしなければ、家づくりを計画している人とも出会いがありません。

我々のような地域密着で小さな工務店は、出来るだけ営業費用をかけないようにしながら、本物の家づくりを目指している建主さんとの出会いを見つけなければなりません。
ファース加盟工務店の中でも堅調な受注を行なっている工務店さんは、営業らしい事業を殆ど行なっておりません。営業専門の社員もおいていないのです。

地域の工務店は、地域に溶け込み、地域住民に育てられなければなりません。このように口で言うのは簡単なのですが、先ず、つくり上げる家に技術的な自信を持てる事でしょう。
竣工してお金を戴き、住んで戴いた建主さんから電話がくれば、それは不具合を伝える内容であったりし、その対応を誤ればクレームへと発展します。家を大量に売る住宅業界では、資金回収を終えた建物を「コスト」にせざるを得ないのでは…

建主さんにすれば、家づくりと言う大事業を成就するには「住んでから住むほどに満足感を満たして行く」と言う事で為されるものでしょう。そのためには、暖かい、涼しい、健康空間、快適空間、高寿命、そして経済性などのハードが備わっていなければなりません。
そして何よりも、家を建築した工務店との信頼関係が生涯にわたり保持される事です。

昨日は山形ファース会の会長を務める、天童市の東住宅産業さんを訪問し、ファース新築現場、そしてファースリフォームの施工現場を見学し、夜には体験展示場を訪れました。写真はその展示場で撮ったのですが、両端が社長ご夫妻で社長の白鳥功さんと常務の白鳥明美さん、真ん中が明美さんのご両親で、展示場を管理されている伊藤ご夫妻、そして柔道着を着た凛々しい少年が、社長夫妻のご子息で、小東コト白鳥 拓(たく)君です。

東住宅産業さんは、ユーザーOBさんの会、協力業者さんのアフター会、そして芋煮会、山菜祭、子供クラブ活動、PTA活動など、地域イベントを積極的に盛り立て、地域住民の方々から慕われています。自然に地域に溶け込む生活そのものが大きな営業力になっています。欲張らず、無理をせず、の姿勢で堅調にファースの家を建築し、見込みも物件も順調です。
家をコストではなく、資産にする地域工務店経営の在るべき姿を見た気がした山形出張でした。
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