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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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我輩は除湿機である…北斗市

2008年08月29日 20時04分46秒 | Weblog
私達人間は、氷点下30度の極寒地や、気温50度にも達する、赤道直下の砂漠地帯でも生活の営みを為しています。また気温120度もあるサウナ風呂に裸で入る事も出来ます。
しかし、さほどの厚着もせずに、また薄着もせずして快適に暮らせるとしたら、それは気温20℃の湿度50%前後だと言われています。陽射しの在る、春と秋の木陰の気候です。

真夏になって暑くなるとクーラーを稼動したしたくなります。クーラー(冷房機)は気温を下げながら同時に湿気をも除去しています。クーラーから排出されたドレンパイプから外部に滴り落ちる水の量は膨大です。室内の湿気を取る事で、室内にいる人の身体から水蒸気が蒸発し易くなり、蒸発する際に体温を奪うのです。

単に気温を冷し、冷たい空気を人の身体に当てるより、体温を奪う作用の方がクオリティーの高い冷房が可能となり、クーラーはその双方の機能を持っているのです。
クーラーにはドライモードと言うのがありますが、それは気温を下げないで湿気だけを除去し、人の身体の水分を蒸発させて体温を奪う作用を促す機能です。

除湿機はまさにクーラーのドライ機能と同じ稼動手法をとっています。
クーラーと同じ冷媒ガスを圧縮して液化させ、蒸発気化させて冷やしたフィン(ラジエターのような羽)に室内の空気を当てて結露させ排水します。写真の除湿機はファースの家専用のビルトイン(埋め込み式)除湿機で、ファースの家専用にしか製造されておりません。

除湿機は、クーラーによる除湿よりはるかに省エネ除湿が出来るように作っています。
この除湿機はエアコンと同じ、コンプレッサー圧縮で除湿していますが将来的には、デシカウント方式と言って、シリカゲルやゼオライトなどのような吸湿素材に湿気を吸わせ、熱風で放出する仕組みのものに切り替わって行く事でしょう。

夏場においての除湿効果は、家屋内の家を構成する構造材の腐朽菌発生や、カビの胞子からなるハウスダストを抑制するだけでなく、気温を冷やし過ぎない、クオリティーの高い冷房空間を作る事が出来ます。ファースの家は、この専用除湿機の仕事を、スカットール(シリカゲル)でサポートし、更に質の高い冷房空間を構築しています。

家全体の湿気を抑制するように構成した住宅システムはファースの家しか存在致しません。
何故オール電化なのかと言えば、この調湿を完全に行なうためなのです。
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