ビーンの不定期日記

その日の事や思ったことを…

 「思いつき
   いかげん日記」

ブッダの言葉

2011-06-27 09:31:32 | 般若心経
「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉

 植西聰 著(三笠書房)
この本は、ブッダの死後、ブッダの言葉を生で伝えたとされる最古の原始仏典「ダンマパダ(真理の言葉)」を筆者が現代語訳にして、解説したものです。

お釈迦様がどんなことを言っていたのか、抜粋していくつかご紹介していきたいと思います。



「他人の悪い行いを見たときは、それを真似てはいけません。
他人の良い行いを見たときは、それを真似なさい。」


人の行動は心も支配します。
ズルイ人の真似をして、悪い行いをすると自分に返ってくるのです。心も悪へと流されて行ってしまいます。
人に親切にし、励まし、誉め、幸せを一緒になって喜ぶなど、この人は尊敬(感心する)できる人だと感じたら、尊敬(感心)するだけでなく、同じようにその人の行いを自分でもやってみることです。

人の行動は心も支配します。
良い行いは心を磨きます。あたたかい心が生まれます。

ブッダの言葉

2011-06-24 03:14:13 | 般若心経
「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉

 植西聰 著(三笠書房)
この本は、ブッダの死後、ブッダの言葉を生で伝えたとされる最古の原始仏典「ダンマパダ(真理の言葉)」を筆者が現代語訳にして、解説したものです。

お釈迦様がどんなことを言っていたのか、抜粋していくつかご紹介していきたいと思います。



「水が一滴ずつしたたり落ちて、ゆっくりと水瓶を満たすように、「良い行い」の見返えりは、少し遅れてやって来ます。
待ちくたびれて、怠けてはいけません。
最後には、大きな幸運で満たされます。」


こんなに仕事をしているのに。こんなに勉強しているのに。こんなに努力しているのに…報われない。
そんな思いが湧いてきて心が折れそうになったら、この水滴の話を思い出して、気長に気楽に努力に励んでください。
「いい結果」は、往々にして遅れてやってくるものです。

「果報は寝て待て」の諺がありますが、

“果報は、忘れた頃にやって来る”

という言葉も覚えておきましょう。

ブッダの言葉

2011-06-22 04:04:24 | 般若心経
「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉

 植西聰 著(三笠書房)
この本は、ブッダの死後、ブッダの言葉を生で伝えたとされる最古の原始仏典「ダンマパダ(真理の言葉)」を筆者が現代語訳にして、解説したものです。

お釈迦様がどんなことを言っていたのか、抜粋していくつかご紹介していきたいと思います。



「怒るのをやめなさい。

威張るのをやめなさい。

目に見えるものや、現象にこだわらないこと。

無一物となった人には「いいこと」がたくさんあります」


怒らず、威張らず。
全てをありがたく受けとることで、向こうから「いいこと」がやってくるようになります。

怒らないこと

2011-06-13 03:39:50 | 般若心経
「怒らないこと」
(役立つ初期仏教法話1)
アルボムッレ・スマナサーラ著
(サンガ新書)

以下、抜粋です。
今回でこの本の紹介は終わりです。


 第4章(最終章)
 怒りの治め方

※見出しを中心にご紹介します。

前回からの続きです。

○笑う力を鍛えると世の中は面白い

○おかしいことを見つけるのは簡単

笑いは強者の証明で、怒りは敗北者の烙印です。
楽しく生きるために、今、笑いましょう。それで怒りとは無縁です。怒るのは、敢えて失敗を選ぶ愚か者です。

○心を鎮めて状況を把握する

「ちょっとした心の落ち着き」も怒りをなくすひとつの方法です。

○怒らずにはいられない人との付き合い方

そういうときはいつも以上に冷静になって、客観的に物事を観ることです。
「この人は自分の怒りを表しているだけで、可哀相な被害者だ」と、その人の心を客観的に観てあげることです。

○他人が吐いたゴミを食べる必要はない

話は聞いてあげても、相手の怒りを感情的に引き受けて気落ちする必要はまったくありません。
その人は自分の身体に溜まったゴミ(怒り)を外に出しているだけです。
自分がゴミ箱になる必要はありません。

○「怒らないこと」は奇跡をもたらす

相手がカンカンに怒っている時でも、気にしないでニコッとしていると、そのうち不思議と相手も怒るのをやめて、仲良くなってしまうのです。それからはずっと自分の味方になります。敵が次から次へとみんな味方になってしまう「奇跡」なのです。

○平和を語る人が強者

怒る人は、精神的にも肉体的にも徹底的に弱いのです。勇気がまったくないから、言葉の暴力で相手を抑えつけようとします。

私たちは、怒った瞬間に恥ずかしくなるべきなのです。怒ってしまったら、すぐに「ああ、自分は弱いんだ。精神的にも肉体的にも」と思ってください。

怒りのことを「汚いゴミだ」「間違いの塊だ」と思ってください。
怒りに対して恥ずかしがってください。
それくらいしないと、怒りというものは消えないのです。

○誰もが幸福に生きられる

「怒り」は人間の不幸そのものです。不幸をつくり出す「怒り」だけは決して心の中に入らないようにすることです。
また、怒りを治める訓練を積むことによって、確実に智慧も成長して、物事がどんどん見えてくるようになります。

「怒らないこと」を実践することは、智慧を追求して、もっと幸福になるための道でもあるのです。


  -以上-

和顔施

2011-05-16 20:23:57 | 般若心経
瀬戸内寂聴さんの「あおぞら説法」という本の表紙です。

「布施」は施す側(モノをあげる人)の修行です。

“自分が笑顔でいる、笑顔で相手に接する”

“笑顔”も、人に与える布施の一つだと寂聴さんは言っています。

この布施を「和顔施(わがんせ)」と言います。

自分が笑顔でいることも修行の一つなのです。
そして、笑顔でいることはお釈迦の教えに叶うことなのです。