日本各地の林内に生える多年草、
ゆり科のチゴユリです。
可愛くて小さい稚児のような花という所から名付けられたようです。
漢字では、”稚児百合” と書きます。
なんとも良い名前ですよね。
この時期、林道を車で走っていると脇で見かけますね。
でもよく見ていないとなかなか見つかりません。
それは何故かといいますと、
稚児百合の花は斜め下向きにつけ、あまり目立ちません。
その控えめな白い可憐な花を見つけると、とても癒されます。
思わず車を止めて見に行ってしまいます。
小さな花ですが、しっかりと存在感あり、
何故か野生の力強さも感じます。
来年もまた同じところで控えめ花をつけてくれるでしょう。