長野県南信地区の伊那谷の辰野と木曽路の最北端を結ぶ貴重な峠。
悲しい言い伝えもある牛首峠です。
短命でしたが、実は初期中山道のルートだったんです。
驚きでしたね。
先日、木曽からの帰り道に初めてこの峠を通ってきました。
国道19号沿いを流れる奈良井川。
ワクワクするような山岳本流。
10年以上も前ですが、綺麗なヤマメを狙いによく通いました。
地図のみを頼りに、川への下り道を探すのに大変苦労した記憶があります。
その桜沢地区もそうでした。
釣りの時は川の方ばかりを見ていましたので、
何度も通っていましたが、反対側にある峠の入り口には全く気付きませんでした。
一度通り過ぎてしまうほどわかりにくい桜沢の峠の入り口・・・
そして車のすれ違いもできない程の細い林道でしたが、
結局、一台もすれ違う事無く、峠までたどり着きました。
峠付近は落葉して、すでに冬の姿。
当時、木曽方面に釣りに行く時は、
真っ暗な旧権兵衛峠を恐怖と闘いながら時間を掛けて・・・
でも今では権兵衛峠が開通して、スイスイ快適に走行できます。
対して、すれ違いもままならない牛首峠・・・
対向車が来た時の事を考えると、今後この道を利用する事はないかな~。
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