今回の大台は、本流アマゴ。
その大台とは、40センチの壁を超えた本流育ちの大アマゴの事です。
上下左右の強烈な引きに加えて、不規則なローリングで翻弄されましたが、
何故か冷静だったその時の自分の精神状態に感謝するしかありません。
タモに納まったは、大台の本流アマゴ。
以前の記事でも述べた事がありますが、
今回のアマゴは特別な雌に該当します。
大型ゆえにパーマークは薄っすらでしたが、
居着きを象徴する体高が凄かったです。
壮絶な格闘を物語るのは、体に巻かれたライン跡。
この一枚にはその全てが刻み込まれました。
そしてさらに鱒化した大型のアマゴとは違う事も良くわかります。
特に今シーズンはアマゴ達もライバルとなる競争相手が少なかった事でしょう。
釣り人の手の届かないポイントを陣取って、川虫を独占して捕食していたんでしょうね。
最後にしつこくさらにもう一枚。
この一枚からは、釣り人側の嬉しさがにじみ出ている事が伝わると思います^^
本当に貴重な出会いとなりました。
今シーズンの辛い本流を救ってくれた、大台の本流アマゴ。
本流で竿を出す以上は、いかなる状況であろうとも、
目の前には本命が居る事を信じて竿を出す事。
改めて今回のアマゴに教えられたような気がします。
当たり前の事を当たり前に出来る釣り人。
果たして自分はどうなのかと自問自答しています。