この日は朝から快晴の予報。
日中の気温も30℃を超えるらしい。
しかも本流の水位はほぼ平水。
本流か支流に入るか・・・
どちらにしてもこの状況でアマゴを狙うには朝マヅメしかない。
昨晩のうちに決めておきたかったポイントだが、どうしても結論が出なかった。
なので寝起きのまだ夜明け前の暗い闇の中で真剣に考える。
1年のうちにはよくある事。
結局、あえて確率の低い支流を選択。
ここは体高のあるパー付きが期待できるが、
尺上狙いともなると今日の条件では大博打を打つような確率の悪さ。
もしもこのポイントにターゲットが入っていたとしても、なかなか厳しい事は想像できる・・・
とにかくチャンスは見切られないようにナチュラルドリフトをベースに組み立てる。
オモリは2ランク軽めのBで下が40。
1投目で喰わす為に念入りに作戦を立てる。
間違いなく2度目のチャンスは無い。
魂心の1投目。
やはりオモリが軽すぎたか、底を叩かない。
そのまま仕掛けをキープし、さらに糸フケを出しテンションを一切かけずに流れに任せる。
小さなアタリを覚悟していた矢先・・・グンと目印が落ちた。
不意をつかれた形ではあったが、結果はしっかりフッキング。
大アマゴが手に収まった。
期待通りの体高のあるパー付き。
それと、この存在感。
アマゴらしいアマゴ。
さらにこのヌメリ感がとてもいい。
この後メジャーで計測中に逃走・・・嬉しいかな悲しいかな元気にさようなら・・・
33センチ程あったのでは・・・尺はゆうに超えていたのは間違いない。
どちらにしてもこの魚を狙っていたので、申し分もない。
でもおそらくこの魚には、もう逢う事はないでしょうね。
しっかり顔を覚えられたので・・・
思い出の魚となりました。
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水が出た後なら2度目のチャンスも有りかもしれないんですが、平水の魚は、釣り人が思う以上に餌の動きを見られていて、なかなか手を出さないんですよね。あれ、口を使わないの間違いでしたね^^