2022.09.10撮影
ああ、今朝(バンクーバー時間の金曜日の朝)、やっと雨が少し降りました。何日降らなかったことか。でも、しとしと、ぐらい。昼にはもういいお天気。植物にかかった雨水が乾くのを待って、夕方には庭仕事ができそうです。
上の画像は、お隣さんの芝生です。6週間ほど前のです。
手前の草は、オオバコ(Plantago asiatica)です。お隣さん、長期休暇に出たまま、芝生を放ったらかし。オオバコは、キンポウゲ(Ranunculus repens)と並び、これも、芝生好きの人には目の敵にされる雑草です。丈夫で、どんどん増えます。これ、常緑なので、グランドカバーにもってこい、とわたしなんかは思うんですけどね。
ハイキンポウゲ、ハイ?
この画像の木々の立っているところから向こうが、わたしのうちです。正確には、バンクーバー市の土地で、隣接(この画像では、左手奥)の土地の所有者が管理を委託されている土地です。画像の芝生の部分は、お隣さんが委託されている土地です。この、市の土地の委託については、またいつか書きます。
芝生の上に落ちている木の葉は、うちの木の葉か、あるいは、街路樹の葉です。このお宅は、木を全く植えていないので、ご本人たちの木の葉ではありません。宅地に木を植えないのは、市の条例に違反なのですが、このことについても、いつか書きます。
わたしのうちの反対側のお隣さんは、うちよりも木が多く、大きく、また、お庭をきれいに作っています。この人ですよ、キレンゲショウマを一抱えも育てている人は。
キレンゲショウマが・・・⑵
2022.10.21撮影
上の画像が、今日(寒くて震えながら)撮ったばかりの写真です。6週間前よりも、さらに芝生がカラカラで、茶色くなっています。
紅葉が始まっていますね〜〜。ナナカマド(Sorbus)だと思うのですが、まだ同定できていません。鳥さんが残していったものです。その左手に、大きな木が立っているのですが、これも鳥さんのプレゼントです。モミ(Abies)の1種だと思います。
ほぼ中央に何本も突っ立っている太くない幹は、これは、レンギョウ(Forsythia)のものです。画像の向きで言うと、手前に枝が突き出るのをお隣に嫌われるので、このように片面だけ伐採しています。見苦しいけど。
画像右上に、コデマリ(Spiraea cantoniensis)が歩道に向かって垂れているんですが、これは今日切り込みます。市に摘発されると、まず、警告。警告に従わないと、罰金ものです。前に一度警告された。下の画像は、そのユキヤナギの今朝の雨に濡れたところ。
2022.10.21撮影
バンクーバー市、および、近郊の市では、夏に散水制限があるのが普通です。そして、その制限が、毎年、厳しくなってきています。今年の制限は、こんな感じでした。これは、第1制限。
2022年のバンクーバー市の散水制限(5月1〜10月15日)
【住宅地の芝生】
散水機(スプリンクラーなど)を使用:午前5時〜午前7時
手で散水:午前6時〜午前9時
・住所が偶数の家:土曜日
・住所が奇数の家:日曜日
【木、花(芝生以外の庭、鉢植え)】
手で、あるいは、ドリップ式ホースで:時間制限なし、曜日制限なし
スプリンクラーで:午前5時〜午前9時、曜日制限なし
【野菜】
全く制限なし
第1制限の後、第2制限、第3制限、そして、緊急事態制限4と続くのですが、第2制限になったことは記憶にあるような、ないような・・・第2制限から、芝生の水やりは全く禁止されます。
さあて、散水制限の10月15日を過ぎて、自由に水やりするぞ〜〜、と思いきや、なんと、制限が月末まで伸ばされた。これ、わたしは、どのようにして知った? ブログ記事を書くために情報を集めようと、5日ほど前に、たまたま市のサイトへ行ったからです。そうしていなかったら、知らずに? 市は、一体、どのようにして広報活動をしているのか。
今日雨が降った、そして、今後1週間は雨の天気予報が出ている、と言っても、降雨量は十分でなく、この散水制限は、まだ解除されていません。
2022.09.10撮影
うちは、芝生がありません。家を購入すると、戸建ての場合、芝生が前庭と裏庭に必ず植わっています。その芝生を、うちでは、何年もかけて、コツコツ取り除きました。取り除いたところに他の植物を植えていったのです。
そして、いわゆる「花」や木を植えないところには、グランドカバーを植えていきました。例えば、上の画像のようなセイヨウジュウニヒトエ(Ranunculus repens)。うふっ、手前にオオバコの葉が見えますわん。抜かなくては、よそ様に見つかると、にらまれます〜〜。
グランドカバーに使う植物でも、きれいな花を咲かせるものはたくさんあります。このせイヨウジュウニヒトエなんかもそうです。この画像の時期には、花がありませんが。
お隣に限らず、芝生は、下の画像のように、こんな状態が年に最低4ヶ月ぐらい続きます。こんな状態で、それでも、芝生を維持したいんでしょうか。芝生がきれいな冬は、バンクーバーじゃ外で遊べるほど暖かくないのよ。それなら、夏場に上の画像のように庭が青々している方が、わたしは、いいと思う。人ぞれぞれですね、考え方は。
2022.09.10撮影
芝生の上に落っこちているカエデのような形の葉っぱは、うちのモミジバフウ(Liquidambar styraciflua)。お隣さん、ごめんなさい、あなたが木の葉っぱが嫌いなの、知っているのよ。後で拾いに行きます。数日前に始めた境の木々の剪定、もうすぐ終わりますからね。
モミジバフウでいい感じの、カラスのご夫婦
今日の締めくくりとして、季節の推移を感じさせる画像を1枚どうぞ。これは、サザンカ(Camellia sasanqua)のつぼみです。画像には、ツボミが3つ写っています。
画像左手上は、ヤマブキ(Kerria japonica)の葉です。
2022.10.21撮影
明日からしばらくグランドカバーに使われる植物について書いてみます。
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