カラスといちごとクロッカスと

身の回りの鳥や小動物、庭の花や畑の野菜など、日々日々、季節季節の情報を、
個人の目をとおしてお届けします。

うちの庭は実りの秋(ウソ)

2024年10月15日 13時00分00秒 | 果物、実、タネ
2024.09.06撮影

今日は、どんどんウソついちゃお! 中には本当のことが混じっているかもしれませんので、お気をつけて。ウソかホントウか見破るのは、あなた次第。

冒頭画像は、ザクロ(Punica granatum)。ちょっと扁平ですが、これが本来の姿です。縦に筋目を入れて、その筋目に沿って割って、かぶりつくのにちょうどいい形になっています。まあ、トウモロコシに喰らいつくみたいなものです。この品種は、いくらでも実ができるので、家庭での栽培に適しています。ただ、作物用の園芸種ほどは美味しくありません。

2024.08.27撮影

ブラックオリーブですぞ。オリーブ(Olea europaea)の実を枝についたまま熟させると、いわゆる「オリーブ色」から、こんなに真っ黒になります。一般に、塩漬けや油漬けにして食します。そうねえ、グリーンオリーブとブラックオリーブとどちらが好きかなあ・・・わたしは、ブラックの方が好きだなあ・・・

2024.09.28撮影

イガグリです。クリ(Castanea crenata)の「実」の外側の皮、すなわち、イガつきのクリの実です。なんか、堂々巡りの説明ですが、これでいいことにしてください。真上から見ると、まんまるですね。さあ、これ(=これの種の部分)を食ってやるぞ。食べ物に関して話していると、知らず言葉が悪くなってきます。


2024.07.10撮影

うう〜〜〜〜、ブドウ(Vitis)ですよ。わたしの庭には、いろいろな食べ物があるでしょう。お野菜は手間がかかるが、果物は放っておけばいいからね〜〜消毒なんかしませんよ。自然に実を結んでくれるのを、ありがたく頂戴しています。ナマケモノには最適です。

2024.10.05撮影

チェリートマト! 気温が下がっているのに、まだなんとか茎にくっついています。隣のイタリア人のお家は、草花は育てないのですが、唯一育てるのが、トマト。大きなトマトが土の上に落ちています。うちのような小さいチェリートマトは大丈夫のようです。わたし、別にトマトを植えるわけじゃないんですよ。ちょっとトマトの切れ端(タネの部分)をコンポストとして畑に放っておけば、勝手に生えてくれます。


 
2024.09.06撮影               2024.06.07撮影

学名 Rosa canina「イヌのバラ」
英名 Dog rose「イヌのバラ」
和名 イヌバラ
バラ科(Rosaceae)バラRosa

ザクロではありませんが、バラの実のことを、ローズヒップ、あるいは、略して、ヒップ、といい、食すことができます。これは、ジャムにすればいいです。タネを出すのがすごく手間がかかりますが、できあがると、たいへん美味しいです。


 
2024.08.27撮影               2024.07.08撮影

学名 Hypericum androsaemum
英名 Tutsan
和名 コボウズオトギリ(小坊主弟切)
オトギリソウ科(Clusiaceae)オトギリソウ属(Hypericum

わたしには、ブラックオリーブにしか見えない。


 
2024.09.28撮影               2024.09.06撮影

学名 Echinacea 'Panama Red'
英名 Purple Coneflower「パープル・コーンフラワー」
和名 ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)
別名 エキナケア(学名から)、または、エキナセア(学名の英語読みから)
キク科(Asteraceae)ムラサキバレンギク属(Echinacea

苦し紛れに、イガグリなどと申しました。


 
2024.07.10撮影               2024.03.30撮影

学名 Mahonia aquifolium
英名 Oregon grape「オレゴンのブドウ」
和名 (オレゴンの)ヒイラギナンテン(柊南天)
メギ科Berberidaceaeヒイラギナンテン属(Mahonia

これは、前にも、ブドウだと言って、読んでくださる方々をだまそうとしたので、おしかりを受けても仕方ない。でも、実際、食べられるんですよ。生食はちょっと無理で、タネを取りのぞくために煮て、こして、残りに砂糖をどっちゃりこと入れて、ゼリー状、あるいは、ジャム状、にします。美味しいそうですよ。わたしは作る気力はありません。


 
2024.10.05撮影               2022.05.25撮影

学名 Convallaria majalis var. majalis
英名 Lily of the valley「谷間のユリ」
和名 ドイツスズラン
キジカクシ科(Asparagaceae)スズラン属(Convallaria

スズランは、全草(特に、根)、毒がありますから、わたしのウソに乗せられて、ホイホイ実を食べないでくださいね。でも、なんとも美味しそうな実だと思いませんか。



コメント    この記事についてブログを書く
« キレンゲショウマの受難と復活 | トップ | ベリーな「木の実」 »

コメントを投稿