マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

母の体調がなかなか戻らない話

2019-10-27 | 母のこと
母の調子が悪い、というお話をしていましたが、まだ調子が戻りません。
依然、午前中はふらつきがあり、トイレに行くときは私の腕につかまって行く日が、数日続いています。

出かける予定はギリギリまで迷う
本日は、午後から私が出かける予定でした。
夕方には帰ることができる用事でしたが、母の調子があまりにも回復しないようならば、外出は中止をしようと思っていました。

とりあえず、出かける用意をしながら、母の様子をうかがっていましたところ、出かける1時間前くらいから、ふらつかずに歩けるようになったので、一応外出することにしました。
ただ、身体の調子には波があるので、出かけた途端に調子が悪くなることも考えながら、私がいない間の数時間は、なるべく歩かずに済むように、母の部屋のテーブルに、飲料水やちょっとしたおやつを置いておきました。

実を言うと、来週も出かける用事が入っています。
今から、行けるかどうかわからないな、と思っています。
是が非でもいかなくてはならない用事ではないため、キャンセルしてもいいので、もし母の調子がこれ以上悪くなるようでしたら、今後の外出の予定をすべて考え直す必要がありそうです。

外出中に気になってしまい集中できない
母の調子が悪いと、出かけている間に何か起こりそうで、外出中の用事に集中できません。
今回は、集中しなくてもよい用事でしたが、この状態が続くのであれば、本格的に仕事を探すのはムリだと感じました。
本当は、来年度末までに仕事に就きたかったのですが、そうもいかない様子です。


何度か言いましたが、母は要介護認定も支援認定も受けていません。
理由は、一人でご飯も食べられるし、トイレへも行けますし、入浴もできるから。
ただ、すべての動作において、体力が続かない上に非常に疲れてしまうので、今の状態のようにちょっとした支えが必要になることがあるのです。

民間のサービスを、介護保険なしで利用することができれば、是非お願いしたいところなのですが、私が知る限り、民間であろうが公的機関であろうが、介護認定や支援認定された方へのサービスしか提供していないところばかりです。
少なくとも、私の住んでいる地域はそうです。
ですから、母のような状態では、結局自分で何とかしなければならないのです。

しかし、母は自分で行動することに限界があります。
自己流のリハビリも、心臓が悪いために長くは続けられませんし、そもそも動くこと自体がしんどいので、いくら身体によい体操や運動があったとしても、実践する体力がないのです。

体力がない、長時間の運動は心臓に負担がかかる、しかし、身の回りのことは自分でできる。
このような人は、結局サービスの手からこぼれ落ちてしまい、自分や家族で対処するしかないのが、現実なのですね。

今回はひとまず何事もなかったが
外出先から帰ってきたら、母は寝ていました。
そのまま、起こさずに着替えや夕飯の支度をしているうちに、目が覚めてトイレへ行っていました。

正直、外出して帰ってきて、玄関を開けて様子を確認するまでは、気が気ではありません。
今回のような、少し長めの外出だけではなく、近所のスーパーへの買い物ですら、母が家で倒れていやしないか、と考えながら買い物をしています。
母に限りませんが、年老いた人を一人にしておくと、いつ何が起こるか予測がつかないため、どんなに普段は健康的に暮らしていても、心配になるものです。

先日見かけた、スーパーのベンチで具合が悪そうにしていた年配の男性も、きっとご家族は心配しながら日々を過ごしているのだろうと思うと、他人事ではありません。
老いというものは、本人以上に周りが心配を重ねることがメインの、ライフステージなのかもしれません。

今後は少し対策を練る必要性が大です
いつ倒れるかわからない母、午前中はとにかく調子が悪すぎて歩くこともしんどい母、何かしていても常に疲労した状態になってしまう母。
しかし、受けられるサービスがない母。

何か納得しかねますが、現状はどうしようもないので、私がいかに母をフォローするのが理想的かを、じっくり考える必要があるみたいです。
おそらく、何かしらの対策をする場合、出費は避けられないと思いますが、私の収入がない状態でどこまでできるかを、まず考えてみようかと思っています。


まだ自分の中では、老いた家族に対して何をしてあげたらいいのか、わからないことだらけです。
しかし、確実に日々老いて衰えていく母に、一番ベストな方法を考えたいという気持ちだけは、はっきりとしています。


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