新作の瀬戸黒ぐい呑みを試しついでに、公園パトロール。
やんごとなきお方のくつの形を模した、沓形という古田織部考案スタイル。
宇宙を茶碗に収めちゃう、ってのが利休さんの思想だったけど、それを継ぐ織部は、宇宙を創造して破壊しちゃおう、ってひと。
自由なのです、陶芸は。
やっとそよぎはじめた秋風が気持ちいい。
みんな、部屋から出て、パークライフを楽しみましょ。
草は天才。
水と空気と日光だけを使って、炭水化物を編み出した。
葉っぱが乾かないように、葉の表にはロウを分泌し、目の荒い裏から水分を蒸散させて呼吸をする。
さらに、ほうれん草みたいな石灰質だと悪辣な動物に食べられるから、繊維に珪酸を混ぜてガラス質にした。
だけどそれだと逆に食べてもらえないんで、実だけを美味しく、カラフルにつくり込んだ。
こうして捕食者と共存関係を築いたんだ。
それらがすべて、DNAの突然変異と適者生存の法則に従った、「戦略」とまで言いたくなる必然進化。
一方で、動物なんて栄養ひとつ生成できず、草がなきゃ生きられない分解一方の生命形態。
遺伝子の移動装置として存在するだけの生命機械と言っていい。
草を育てて世界を支配した気になってるけど、世界を支配してるのは草の方で、動物はその勢力拡大のお手伝いをさせられてるだけ。
・・・みたいなやつをね、また別ブログで執筆開始しました。
大好きな読書で吸い上げた知見を練り上げて、世界のつくりを全部説明しようという壮大企画です。
よかったら↓読んでみて。
しはんの裏ブログ「B面」
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園