女子たちが細かい作業にいそしむ一方で、男子たちは大胆に自分の世界をひろげてます。
膨張欲求!
佐々木くんは、サボテンの植木鉢ばっか挽いてます。
サイズもじわり大きくなってく感じ。
ろくろをはじめて一年の野本くんも、すっかりこのろくろブースが定位置となりました。
腕前も格段に上達。
さらに大きなものに挑戦します。
7〜8キロあんのかな?
立ち上げてからの、張らせ。
息を詰めて慎重に、かつ、思いきりよく!
いい形に仕上がりました、かどうか。
しかし・・・どうするんでしょね、これ。
実は、彼の作品はここで終わってないのです。
その解答は、またいずれ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ろくろに一心に取り組む女子たちです。
岡村さんに、河口さん。
うすーく、おっきく、かたちよく・・・
頭脳を使うと、質がぐんと上がりますよ。
ろくろは精神のなんとかで感性のそよぐままに・・・みたいなことを言うひとがいますが、この運動と土の反応とはすべて物理学で説明できます。
常に考えつづけて。
秋山さん。
筒挽きの練習を開始。
下から上までまっすぐに、薄く均等な厚みに。
それが最低条件で、その上にきれいなバランスと形が求められます。
つくっては壊して、くんれんくんれん。
ぬくいさん。
そろいのカップをつくってます。
直径、高さ、そして形状をぴたりとそろえるのは至難の技。
何個もつくって、いいものだけを残しましょう。
美しく挽けたものは、乾燥でもまんまるをキープさせるために、こんなことをします。
長板に移動させるときにちょっとだけゆがんじゃうので、その補正に、電球かぶせ。
最終的に残された作品は、自分の育てたスキルが詰まった宝もののような成果。
大切に扱います。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
とん、かん、とん、かん・・・
窯小屋の屋根の上に、かっこいい人影。
設営から18年がたち、雨漏りがするようになり、さらにはその湿気のせいで漏電して窯の調子が心もとなくなってきたので、修理をお願いしました。
屋根の上に、もういっこ屋根!
あと20年使えるようにするため、なんとダブルにしてくれちゃいました。
なんでもやってくれちゃう大工の柳さん、ありがとう。
これで安心して、また窯焚き三昧だあ。
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横山くんのにゃんこ史上最大の子が焼けまして、首がつきました。
実物大・・・と言っていいものか、頭は大きめ。
子分たちとともに、工房の安全に目を光らせます。
おいおい、ギャング団か。
ボス感、すご・・・
しばらくにらみを利かせてくれてましたが、ついにお里(まだ見ぬ)に帰ることになりました。
ガールズが、最後のお見送り。
そんな包み方でほんとにえーんか?
チャリカゴにはめ込みでほんとにえーんか?
・・・今度はこちらから安全を見守ります。
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タタラ成形によるお皿つくりです。
サンマの季節を前に、長皿。
金田さんです。
家族分、四枚つくりたい。
きちんと重ねて収納できるように、精密にね。
こちらはかぶせ型で成形中ですが、形が独特。
周囲をちぎってオリジナルなお皿を開発してるのは、はたのくんです。
独創的で、アートチック。
自ら手打ちのお蕎麦屋さん「蕎千花」さんで、創作料理を盛って供されます。
重厚で、華やかで、わびさびも感じさせます。
どんな料理も美味しく見えちゃいますね。
洗うのが大変そうだけど・・・
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工房スタッフが用意した「土風船」で、みんな楽しい工作をしてくれます。
土岐さん母娘の共作にゃんこ。
カラフルでかわいく仕上がりました。
こちらのわんこは、いちかちゃん作。
西洋画を思わせる、本格的な色つけ。
入れても入れても取り出せる貯金箱・・・
これじゃ貯まらんがな。
ちなつちゃんのは、楽しい天球。
太陽と月と星が散りばめられてます
裏面には、なんでも飲み込むブラックホール。
今井くんのは、ランプシェイド・・・みたいな、ランプの入れるとこをつくり忘れたやつ。
いやいや、このまま窓辺に置けば、素敵な飾りになりますよ。
山田くんは、お母ちゃんが熱望のミルクピッチャーにしました。
こんなものまでつくれちゃうなんてね。
だけど、考え方次第でもっともっと展開できちゃいますよ。
しはんのお手本。
はこ、です。
なんか宝ものでも入れてください。
首長花びん。
ガーベラかコスモスに合いそうですね。
みなさんも、土風船からなにができるか、いろいろと考えてみて。
中空の土風船(しはん手づくり)は、800円で販売してます。
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季節ものはおはやめに!
気のはやいひとは、すでにクリスマスツリーの制作に入ってます。
佐藤(直)さんのツリーは、ろくろ挽きベース。
うねうねにしておいてからの・・・
雪をかぶったもみの木は、キャンドルシェイドタイプ。
聖夜をほのかに照らせ〜。
こちらは、タタラつくりによるもの。
100円ショップのコーンを利用します。
難なく、美しくできますよ。
ただ、丹念な仕事が必要。
トロルが出てきそうな、北欧の鬱蒼森タイプ。
ベースさえつくれば、その後はいろいろに展開できて楽しいですね。
みなさんもいかが?
12月初めあたりに飾りはじめるとして、11月に焼き上がるとして・・・10月には制作しなきゃか。
余裕ブッこいてる場合じゃなかったかも。
でもまだ、ハロウィンも間に合いますよ。
季節は、常に先取り先取り!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
このひとも奇才と言っていいんじゃないですかね。
動物をつくりつづける、井口さんです。
そのテスト版が焼き上がりました。
ブンチョウ母子。
なかなかいい色です。
わんこも上々の出来栄え。
目に光が入り、しつこい仕事(植毛)も功を奏しました。
・・・で、次なる仕事に取り掛かってます。
こちらも細かい。
これまた輪をかけてしつこい、ヨウム(大きなインコ)さんの植毛・・・いや、植羽です。
一枚一枚、接着とは!
少しずつ、コツコツと。
上手へたとか、いい悪いを超越した、尊さを感じさせられます・・・
通底してるのは、愛。
瞳を入れて完成です。
が、これまたテスト。
次回作には、全身像が待ってますよ、うはー・・・
がんばれ!
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カップをろくろで挽きました。
そろってなくても大丈夫。
ゆがんでても大丈夫。
11月末の薪窯焼成用です。
ハンドルをつけます。
こちらもテキトーで大丈夫。
なんたって薪窯ですから、工業製品のようにする必要はありません。
上部を接着ですが、素っ気なくて大丈夫。
下部を接着。
ナチュラル感が大切。
曲がってても大丈夫。
なんたって、薪窯ですから。
形もバラバラで大丈夫。
薪の灰がどんな仕事をしてくれるか、窯の熱がどんな風景を焼きつけてくれるか、期待することなく、見守りましょう。
こちらもまた、自然体。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
新しい焼き上がり集。
サチコさんの練り込み陶板は、色鮮やかな仕上がりに。
コダマさんの新作は、なんか貴婦人感。
少女というよりも、大人の色気。
佐々木ジュニアの、ビル。
んー、なにに使うのかな、文鎮かな。
さわるときけん。
わんぱくろくろ・野本くんの、ワニ革うえきばち。
んー、ちゃんと使えんのかな。
窯焚きのペースが上がって、ここ最近は焚きまくってるんで、やっとしはんのつくったものも入れてもらえるようになりました
頼まれもののマグが、半年がかりで焼き上がり。
新しい黒釉を試した楽茶碗。
・・・ふうの、ぐい呑み。
こんなの一個がずっと入らなかったんだから、いったいどんなキツキツ窯詰めをしてんのか、って話。
例の変なフタものも焼き上がりました。
ドーナツに挽いたろくろ作品。
中にバームクーヘンを入れます。
絶対に入れてごらんに入れるので、ティータイムをお楽しみにね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園