78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎絶対に負けられない戦いがそこにある

2012-01-23 19:05:43 | 思ったことそのまま
いよいよ今夜、あの日以来の夜勤となる。



今から不安である。



あの日から今日まで2ヶ月、僕は本当に数えきれないほどの刺激を受けてきた。

多くの皆様から、
特に“27”から本当に沢山の刺激を。


「お前が無駄に過ごした一日は
誰かが必死に生きたかった明日なんだ」


誰が言ったか知らないが言われてみたら確かにその東リの名言である。





そうだ。今日という日を決して無駄にしてはならない。





火曜日の朝を何事もなく無事に迎える為に。

◎マックのコーヒーはおかわり自由。クラスの皆にはナイショだよっ☆

2012-01-23 18:58:58 | 思ったことそのまま
2つ前の記事(後編)ですが

記事ではカットしたけど、実は当方から二回電話している。

一回目は「すみません今手が離せないです」と言われ

その10分後にまた当方からかけ直し

二回目は後編のようになった。

向こうから折り返しかけてきたのが三回目。


実は三回ともK村さんだった。逆に奇跡かよっ。



確率の高い時間を選んで三回ともハズレじゃ、もう神が見放したとしか言えない。



それでも“27”の事を綺麗さっぱり諦められるのは、当分先の話なのだろう。



そして煙草問題も……まだ自分の中で気持ちの整理がつきません。



(つづく)

◎煙が雲になって 朝焼け色に染まるよ

2012-01-23 13:40:09 | 名言は人の心にサヴァイヴ
それから僕は働いた。
毎日・・・一心不乱に・・・
何かを振り払うように。

それでも一人の夜、
彼女の事を思い出すたびに
耐え難いほど胸が痛んだ。

だから、
思い出は記憶の底に沈めて、
前だけを見てひたすら走った。





(『ハヤテのごとく!』18巻P.46より)

◎確定するまでの物語(後編)

2012-01-23 08:12:22 | 思ったことそのまま
2012年1月20日。

当方は大勝負に出た。

“27”の店舗に電話をかける。

正当な理由があるとはいえ、不審がられる可能性は大。

それでもヤシマ作戦20162は決行された。



まずいつ電話するか。

“27”の店舗があまり忙しくないのは平日の午前中や、13時から14時ぐらい。

そして最上位スタッフの“27”は13時過ぎから下位スタッフを強制的に休憩に行かせる。
ということは“27”がフロントに立っている可能性は高い。


13時15分に決めた。


あらかじめ作成しておいた電話で話す原稿を電話の前に置き、準備完了。


とても緊張した。これが“27”と会話ができるかもしれないラストチャンス。


原稿を読んでリハーサルもした。ついつい早口になってしまう当方。早さやトーンを意識した。



大丈夫。お前ならやれる。

You can do it.




プルルルルルル




?「お電話ありがとうございます」

女性だ!

?「◎◎、◎◎店、K村です」








だが忘れてはならない。同期のK(K村ではない)の電話番号を聞き出すのがヤシマ作戦の本当の目的。


当方「Kさんの電話番号を知りたいのですが教えていただけますでしょうか?」

K村「……わかりました。こちらから折り返します」


ダブルチャーンス!



次の電話はもしかしたら“27”がかけてくれるかもしれない。
淡い期待に身を寄せ、当方は他の書類の処理やお客様対応をしつつも電話を待ち続けた。



そして7分後。



?「お疲れ様です」

ダブルチャンスも女性!
?「◎◎店K村です」











すみません冗談です。
お忙しい中わざわざ電話番号を調べていただき本当にありがとうございます。

だが、“27”と会話をするチャンスは途絶えた。





「27さんは今年になってからも吸ってるの見たことありますよ」

その日の夜、同期のKの口から“27”が今も喫煙している旨が告げられた。



そりゃそうだよね。煙草なんてそんな簡単に辞められる訳がないもんね。



はあ……





1月20日は確定記念日。



(つづく)

◎確定するまでの物語(中編)

2012-01-23 07:28:05 | 思ったことそのまま
“27”は本当に喫煙者なのか。
まずはそれを確かめる必要があった。



最初にその情報を知ったのは、一人のベテランスタッフから聞いただけ。

せめてもう一人ぐらいは目撃証言が欲しい。

かといって、“27”は喫煙者ですか?みたいにあからさまな質問をしても不審がられるだけ。さりげなく聞き出さねばならない。



いざ捜査開始。

まずは同じエリアのスタッフに、“27”への想いを上手く隠しながらさりげなく聞いてみた。



当方「そういえば◎◎店(“27”の配属)のキッチン(スタッフの休憩所も兼ねる)って禁煙になったんですか?」

スタッフ「イヤ……吸ってもいいんじゃないですか?」

当方「なんか誰も吸わなくなったんですけど」

スタッフ「例えば誰ですか?」

当方「Kさんとか前は吸ってましたけど今は吸ってるの見なくなりましたし」

スタッフ「あ、Kさんはちょっと解らないですね」

当方「あと27さんは吸わないですよね?」

スタッフ「イヤ……27さんは吸ってるんじゃないですか?」

当方「」





【速報】“27”は煙草を吸う





イヤ、まだ諦めてはいけませんよ。

前は確かに吸っていた。でも今は吸っていないかもしれない。つまり「煙草を辞めた」可能性が残されている。
それならいい。せめてそうであってほしい。



今でも吸っているかどうか確認するにはもう“27”の店舗に良く行く人にリスク覚悟で聞くしかない。

当方はいよいよ大勝負に出た。

キーマンは、同期のK。
“27”の店舗に8割方勤務している。


仮にヤシマ作戦2012と名付けよう(適当すぎ)。

(1)まず“27”のいる店舗に電話をかけ、Kの携帯番号を教えてもらう

(2)その日の夜にKに電話し、“27”が最後に煙草を吸っているのを見たのはいつか聞く


Kは多分人見知りなので、他言はしないと踏んだ。
完璧な作戦である。





そして



もしも奇跡が起きて電話に“27”が出てくれたのなら……

当方はあの言葉を必ず伝える。
それで悔いも残らなくなる。
逆に言えば“27”が出てくれなかったら全てが終わる。
もう伝えるチャンスは残されていないからだ。



運命のラストチャンス
ヤシマ作戦2012

1月20日、遂にその日を迎えた。



(つづく)

◎確定するまでの物語(前編)

2012-01-23 07:01:49 | 思ったことそのまま
禁煙の方にお聞きします。
「もしもあなたの好きな異性が喫煙者だと解ったら、それでも好きでいられますか?」





“女性の煙草”



それは当方にとって、昔から考えられなかった。

ご来店いただく女性がとても可愛かったとしても、後に喫煙コーナーでその甘い唇からドーナツ状の煙を出す姿を見れば幻滅してしまう。
喫煙の読者には申し訳ないが、当方はそんな人間である。

男なら構わないけど女性だとちょっと……と言ったら差別だろうか。

当方は父親も母親も禁煙で、幼少期から煙草とは無縁の生活を送ってきた。

社会人一年生の時に上司に吸ってみろと言われ吸ってみたら、ゲホゲホ吐いた。
当方は煙草の良さも味も解らない人間だった。





“27”









その事実を知ったとき、心が揺らいだ。

並の女性なら幻滅するだけで終わっていた。
だが“27”への想いは本物だった。
本当に好きだからこそ悩んだ。
“27”の笑顔は多分この世にいる女性で一番だと思う。
“27”の仕事にかける情熱や、汗を書いて動き回る姿には、当方が一生かかっても追い付けない。



それなのに煙草って……

ショックを隠しきれなかった。



だがここで最大の疑問が生まれた。



当方は“27”が煙草を吸う姿を一度も見た事がない。


(つづく)