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◎『POP物語』全24話公開【コンビニで本当に貼っていました】

2018-02-07 03:55:07 | とあるPOPの禁書目録

2014年11月~2015年6月にかけて、当時勤務していたコンビニ店舗のトイレの内扉に

商品POPと短編小説をドッキングした『POP物語』を計24枚貼っていた黒歴史も、もう遠い昔のように感じる。

 

<関連記事>◎POP物語物語(第1話)

 

退職してからほぼ半年が経過し、そろそろ完全公開しても良いかなと思うので、

需要あるか分かりませんがPOP全24枚のスキャン画像を、どこも隠さない状態でお見せします。

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【確認:POP物語とは】
短編小説にコンビニの商品が登場するPOP(登場しないことも)。
半径500メートル以内で実際に起きていそうな、ちょっとした身近でリアルなお話
そこにはいつもコンビニの商品がある、という趣旨。

自ら追い込んだルールは
(1)A4用紙1枚で19字×20行に収まる話
(2)なるべく1話完結。無理なら三部作まではOK
(3)トイレの壁に貼り、「週一」で新作に貼りかえる(末期は週1ではなくなる)
(4)主人公は男女交互にする(1話が女なら2話は男)(21話以降を除く)
(5)一人でも多くの読者に純粋な心を蘇らせる「ちょっと良い話」を

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ではいきます。

※紹介している商品は掲出当時のもので、現在とは異なる場合があります。

※写真やイラストは全てイメージです。

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1話『肩を並べて』

2話『B型の女』

3話『万引き犯の末路』

4話『鈍感な幼馴染』

5話『白い姉、黒い妹』

※読みづらい場合は以下をお読み下さい。

 粉雪の舞う二十五時、丸い噴水の縁に
 顔を赤らめて座る姉が居た。
「ゆきだーゆきだー」
「起こされて迎えに行く身にもなってよ」
 野毛のホルモン屋でウーロンハイを
 一人で飲んできたという姉の服装は、
「ちょっと何その格好? 白のレースに
 白い靴下、男受け悪いのばっか」
「雪の白、ケーキの白、砂糖の白、
 白は良いねえ」
 雪もケーキも嫌な思い出しか無い。
 私は白が嫌いだ。
「ハイお土産。コンビニでサーセン」
 姉は白い袋からマシュマロを取り出す。
「あ、ありがとう」
「そんな黒い服ばっか着ていないで
 ちょっとは攻めなさいよ」
 この日は寝る前のホットミルクに
 マシュマロを入れてみた。
 白って、そんなに悪くないかも。

 

6話『花言葉』

7話『12月23日』

8話『12月24日』

9話『指揮者と伴奏者(前編)』

10話『指揮者と伴奏者(中編)』

11話『指揮者と伴奏者(後編)』

12話『背中』

13話『タンニン(前編)』

14話『タンニン(後編)』

15話『自分でない誰かの』

16話『白と黒(前編)』

17話『白と黒(後編)』

18話『チョコを超えるプレゼント』

19話『達観』

20話『これから社会人になる君へ』

21話『別人』

22話『支え』

23話『信頼』

24話『心よ原始に戻れ』

 

 


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