>母の日に私は悪魔になってしまいました。
>産んでくれた母に生きている意味を、
>聞いてしまいました。
TBSからフリーに転身した故・川田亜子アナが自殺して早くも半年が過ぎた。
上のアンカーは、わずか29年の生涯を終える約2週間前の5月12日、川田が更新したブログ記事の一部である。
「悪魔になった」
「生きている意味」
彼女の身に何が起きたのか、その真相を知る術は無いが、
その前後のブログ記事で「仕事の合間が一番苦痛です」「言葉が・・・出ないので」などと綴っていることから、
彼女は精神的不安定、それも「鬱」に陥っていたことが伺える。
これの5個前の記事「Gloomy girl」の少女も、そんな風に悲観的である。
少女は親に罪悪感を抱いていた。
「私みたいな生きている価値の無い人間を一生懸命育ててくれた両親には本当に申し訳ないです」
そして少女は一生親に尽くすことを誓い、それを生きる理由にした。
少女の心は確かに頑丈だった。
だが、心が脆く崩れやすい日本人はごまんといる。
生きている意味を見いだせず自ら命を絶つ者もいれば、
生きている意味を見いだせず人を殺す者もいる。
その前に、自分の親の顔を思い出して欲しい。
もう自分のことはどうでもいいかもしれないが、
じゃあ自分の親は泣かせてもいいのか。
“生きている意味”は、意外と自分の身近なところにあるのかもしれない。
>産んでくれた母に生きている意味を、
>聞いてしまいました。
TBSからフリーに転身した故・川田亜子アナが自殺して早くも半年が過ぎた。
上のアンカーは、わずか29年の生涯を終える約2週間前の5月12日、川田が更新したブログ記事の一部である。
「悪魔になった」
「生きている意味」
彼女の身に何が起きたのか、その真相を知る術は無いが、
その前後のブログ記事で「仕事の合間が一番苦痛です」「言葉が・・・出ないので」などと綴っていることから、
彼女は精神的不安定、それも「鬱」に陥っていたことが伺える。
これの5個前の記事「Gloomy girl」の少女も、そんな風に悲観的である。
少女は親に罪悪感を抱いていた。
「私みたいな生きている価値の無い人間を一生懸命育ててくれた両親には本当に申し訳ないです」
そして少女は一生親に尽くすことを誓い、それを生きる理由にした。
少女の心は確かに頑丈だった。
だが、心が脆く崩れやすい日本人はごまんといる。
生きている意味を見いだせず自ら命を絶つ者もいれば、
生きている意味を見いだせず人を殺す者もいる。
その前に、自分の親の顔を思い出して欲しい。
もう自分のことはどうでもいいかもしれないが、
じゃあ自分の親は泣かせてもいいのか。
“生きている意味”は、意外と自分の身近なところにあるのかもしれない。
生きていることに、意味なんか無い。ただ、自分勝手な解釈があるだけだ。
だが、それでいい。件の勘違い少女は、「両親への償い」に生きる意味を見いだし、どうにかこの世界に踏みとどまっている。
生きる価値の無い人間は、死ぬ価値すら無いことに気付くべきだろう。その意味では、公務員少女の行動は真理だ。彼女は自己を犠牲にして文字通りパブリックサーバントとして機能し、自他共に得られる利益を最適化しているはずだ。価値があれば、やがてそれを必要とする人間に認められるだろう。認められれば自信がつき、そこに生きる意味を発見する。この永劫回帰があって初めて、承認欲求は満たされるのだとオイラは考えている。
誰かがくれた何気ない労いの言葉で、辛かった心がふっと軽くなった経験は、誰にでもあるはずだ。自殺を阻止する最良の手段は、やはりコミュニケーションにあるのだと思う。方法は何だって良い。ただ話を聴くだけでも十分だろうし、必要であれば、叱っても構わないと思っている。拒絶さえしなければ、それでいい。大切な人を殺したくなければ、その人と真っ直ぐ向き合うべきだ。しかし、相手に同じ行為を強要するべきではないのだ