78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎今年の流行語は他にいくらでもあっただろ。例えば「つなぎが無くなった。辞めろってか」とか

2008-12-06 15:46:32 | 思ったことそのまま
人は利己と利他をバランス良く織り交ぜて生きている。



完全に利他な人が一番望ましいのだろうが、現実はそうはいかない。
結局は自分のことも考えなければならない。



当方が上司Aを尊敬する気持ちは本物である。
本物……のはずだが……
今日のあの出来事が起きるまでは……





仕事が早く終わり、上司Aの運転で外注社員と共に車で旅館に向かう(今は出張中であります)。
旅館に着くと、Aにこう言われた。

「コインランドリー行くから洗濯物の入った俺の鞄を持って来て。俺は車で待ってる」



旅館に入り鍵を貰い部屋に入り鞄を持って部屋を出て鍵を預けて旅館を出る。

それだけのことだ。歩いても3分もあれば終わる。


しかし、当方はそこで自分のことを考えてしまった。

(自分の洗濯物もついでに持って行けば、自分も洗濯出来るではないか)

こう考えるのは自然だと思う。
しかも、洗濯する服は既に一つの袋にまとめてある。時間もかからない。
ならば持って行くしか無い。



部屋に行き、Aの洗濯物の入った鞄をすぐに見つけ、自分の洗濯物の入った袋を見つけるのにも時間はかからなかった。

あとはこの二つを持って行くだけ……だが、ここで当方は余計な事に気付いてしまった。

(今着ている作業着も洗わなければならないのでは?)

着ている作業着は汚れていた。



そこで当方は少し考え「着替える」を選択してしまった。
上司と外注社員が車で待っているというのに……



私服に着替えて、脱いだ作業着を袋に入れ、ようやく二つを持って旅館を出る。


Aには怒られた。

「人が待っているのに普通は着替えないよな。有り得る?」
(外注社員)「有り得ないですね」



上司のみならず外注社員にまで言われ、ショックを受けるしか無かった。



利己を優先し過ぎた結果なのだ。



もっと言うと、本当にAを尊敬しているなら、こんな失敗はしないはずなのだ。



Aに対して利他的にならないで、何が尊敬だ。



そして、当方はAに嫌われているということを忘れてはならないのだ。



あまりにも迷惑をかけまくれば確実に見捨てられてしまう。

そうなったら終わりだ。



心の中で自分を責め続けた。今も責めている。





ちなみに、着ている作業着の問題はどうにでもなった。
車の中で着替えれば良かったのだ。
それが利他的かつ利己的な解決策だったのだ。
何故こんな簡単なことにも気付けなかったのか……

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1 コメント

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「踏襲」=「ふしゅう」が何故(ry (Unknown)
2008-12-07 00:02:33
思いついたら行動に移す前に、まず上司に許可をとる癖をつけたらどうか。許可が降りなった場合、相談できなかった時は、極力その行動を避けるようにする。

これが最も確実で、間違いの少ないやり方だと私は日々の業務で感じている。上司の方が全体の流れを知っているのだから、より正解に近い、精密な解決策を与えてくれるだろう。自然、優先権は上司に移るのだから、利己と利他を履き違えることもない。

そもそも相談が必要な時というのは、おおよそ自分のキャパシティーを越えているもの。安全に事を進めたいのならば、無闇に動かないのが無難なのだ。

陳腐な言葉というのは、誰でも思いつく物であるがために普遍的な意味合いを持ち、時には真理とも錯覚しかねない恐ろしさを秘めている。「ホウレンソウ」を舐めてはいけない。失敗したくなければ、上司への報告を怠らないことだ。自分の意見も織り交ぜられたらなおグー。その後の指示通りに動いて失敗したならば、責任を被るのは上司なのだ。
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