冬になったので、イチジクの木の剪定を行いました。
昨年の夏に伸びた枝の部分を切ったのですが、その部分はまあ大したことはなく、細い枝を切るだけだったのですが、イチジクの枝の一部でカミキリムシの被害がひどい枝があり、ここから生える枝は明らかに樹勢が弱く、実もならないので、もういっそのことこれを切ってしまって、新しい枝を生やしてはどうかと思い、切ることにしました。
この枝ですが、直径は約10㎝あり、古参の枝になります。しかし、カミキリ虫の幼虫が中身を食いまくっており、一部はボロボロに腐ってきております。
一部を切ってみましたが、幹の中は穴だらけ。さらにノコギリを入れてみます。
新たに切った部分はまだ枯れていませんが、真ん中の柔らかい部分に穴を開けられています。ここがきっと幼虫の通り道になっているのでしょう。
さらにノコギリを入れてみます。
表皮側が荒らされた状態になっており、さらにひどい部分です。
さらにノコギリを入れてみます。
切り取った、幹を見てみると・・・
時間がたてば、すべて枯らされてしまいそうなくらい食い荒らされています。
これはもう他の枝に被害が出る前に切っておいた方が良かったと、やってみて改めて思いました。
切り取った幹は、下記の写真の下の方です。
写真上側の既に枯れている切り取られた幹は、以前被害にあった幹です。この根元から新たに枝が出てきて幹になってきています。今回切った部分はすでに、新たに枝が出てきていますので、今後はこれらの枝に期待したいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます