今日は、そろそろ組み立てようと思い、部品を集めていたのですが、肝心なものがないことに気が付きました。
B電源用のブリッジダイオードが、なんと、手持ちには低圧のものしかないのです。一応、大昔購入したW10なるものはあるのですが、B電源は電流値も大きいので、発熱の可能性があり放熱器が付けられるタイプのものが欲しいのですが、200V耐圧のものしかなく、B電源用としては少し足りないのでどうしようかと考えていました。
ダイオード4つ使ってブリッジも考えましたが、電源のラグ板を置くスペースも限られるので、個別にブリッジにするのはちょっと厳しい状況。
そこで、方針転換し、電源は前回路で使用していたものを流用してあまり低圧大電流とするのではなく、E130Lは三極管接続として高めの電圧で使用することとしました。幸い三極管接続時の特性曲線が公開されていますので、これを使用します。
動作点はVp=250V、Ip=100mAのところとします。
回路は少し変わりますが、既に作った基板はほんの少しの修正でそのまま使うことが出来ました。
新しい回路は下記になります。
これでようやく組み立て開始できます。
さて、組み立てのために、少し部材を作る必要があります。アルミの端材から基板を取り付けるための部材を切り出しました。
そして出来上がったものが下記になります。
これをシャーシ内に取り付けました。
そして回路の組み立てを行い、ほぼ真空管のソケットに抵抗などはつけましたが、作った基板に配線を始めるところで今日はやめておきました。
中身はまだスカスカですが、ここまでするのに結構時間がかかりました。続きはまた次回にしたいと思います。
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