今日は、久しぶりに開催されたオーディオのオフ会に参加しました。
場所は、小野市のS氏宅にて。S氏は、小生のUY-510Bのシャーシを作成していただいた、木工技術のプロフェッショナルの方で、今まで多くのマニアや、プロフェッショナルの方に自作の木工品(エンクロージャや、各種ケース、シャーシなどなど)を供給されている方です。
早速、S氏のシステム紹介ですが、スピーカは、低域がAltecの後継メーカーGPAの416と、Eminenceのカーボン製ダイアフラムを備えたN314Xドライバーに自作の木製ホーンを抱かせたシステム。
裏側は下記のような感じ。
そして、アナログプレーヤは、なんと黒檀の自作トーンアームにこれまた自作の木製ターンテーブルと、自作のトーンアーム制御システム。
よくあるプレーヤは、カートリッジのところで、レコードの溝の振動でシャンシャン音がしますが、このトーンアームで再生すると、その音がほとんど聞こえません。そのため、溝の振動が効率よく発電に使用されるようです。
確かに、私の持っているプレーヤはよく音漏れしていますが、その音漏れの分、発電ロスが発生しそうだとは素人考えでもわかります。
今日の聞き比べは、下記のレコード。なんと戦火の再現のため本物の大砲が使用されているため、迫力満点。この大砲の音をいかにならせるかが重要な要素になるのは言うまでもありません。
そして、今日のパワーアンプは、3台あります。
まずは、熟練のH氏による6GB8プッシュプルアンプ。もともと6C33CBのプッシュプルで使用していたとのことで、見てくれは今一ですが、音はぴか一。大砲の音が迫力満点です。参加者皆納得。6GB8ってこんなに音がよかったんだと、改めて実感させられるアンプでした。
そして6C41Cによる、OTL。以前聞いたときは、ものすごくレンジが広く締まりのある音だと思いましたが、今日はこの6GB8に圧倒されてしまいました。
最後は、小生製作のアンプ、UY-510Bです。
残念ながら6GB8に全く及ばず。レンジが狭く迫力がない。ややくたびれた感じの音がします。この1台でずっと聞いていればそれほど感じないのですが、やはり比較すると全然違います。この違いは何なのか。おおよそ見当はついていますが、次回の開催までに少し回路をいじって改善していきたいと思います。
今日はほかにもMCヘッドアンプの聞き比べなどがありましたが、これはまた次回にでも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます