今週末ですが、出張で城崎温泉の少し手前の駅まで行ってきました。温泉も何もなく、ただ寒いだけの場所です。それでも一応特急は止まる駅です。
現地へは朝から用事があったので前泊しました。が、年末のせいか、目的地近辺のホテルは空いておらず、目的地まではかなり離れているなじみのある亀岡駅で前泊し、城崎1号で現地へ向かうこととしました。
まずは大阪から京都へ。
夜の京都タワーはこんなにきれいだったのですね~。
そして、亀岡に向かうべく嵯峨野線のホームへ。そこで奇妙な列車が止まっていましたので、思わずパチリとしてしまいました。
何やら”TANGO NO UMI”という名前です。こんな列車があったのですね・・・
そういえば、タンゴエクスプローラーという列車が以前はありました。息子が子供の頃、電車がすきで絵本を良く買ってあげたのですが、そこにタンゴエクスプローラーが載っていました。たまに会社帰りに見たことがあり、「これ、お父さん見たよ」と、小さな息子に自慢したものですが、そのため今でも覚えていました。
ところで、9月に今回とは違う同じ方面に出張に行ったのですが、その際に衝撃的な光景を目にしたのです。
なんと、そのタンゴエクスプローラーが、廃車同然で線路わきにほったらかしに・・・しかも錆錆です。
これはちょっと衝撃的でした。ちなみに同じ駅にTANGO NO UMIも止まっていました。この時は新旧入れ替わりで仕方ないのかなと思いましたが、この錆錆の姿はやはりショックです。
そこで、ちょっとタンゴエクスプローラーについて調べてみたのですが、1990年から運行し2011年に運行を終えていたのですね。その後現在まで同個所に放置されているのでしょうか。
なんだか少しもったいないな~、という出来事を思い出しつつ、翌朝、城崎1号で目的地へ向かったのでした。
現地はトイレも何もなくただ寒いところで、山の天気のように晴れたり曇ったり、やや小雨も降ったり、朝から夕方までずっと立ちっぱなしの最悪な出張だったのですが、サラリーマン人生の運行を終えた頃に懐かしい思い出になるのでしょうか。頭の隅で錆錆の記憶にならないようにしたいものです。
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