今日は、明石市のI氏宅でのオフ会です。I氏宅には、以前お邪魔しており、ALTECの604-8Gによる同軸システムをメインにしたリスニング環境を構築されているお宅になります。
そして持ち込んだアンプは、いつものY氏作の1619シングルアンプ(試作品)と拙作の同じく1619シングルになります。最近我々の間では、1619の音の評価が高まっており、間もなく和歌山のH氏もプッシュプルアンプを完成させる見込みのようです。
Y氏からは、出力トランスの音を確認したいので、拙作のXE-20Sのアンプを持ってきてくれということで、聞き比べを行いました。Y氏のアンプは、トランスがまだ検討段階なので、テープで仮止めにされてますが、出力トランスは山水のHS-5という、出力5Wの手のひらサイズの小さなものになります。
またI氏宅には、レコードコンサートで使用した6GB8プッシュプルが鎮座しています。
この他、604のシステムにツイータを追加したいということで、3種類のツイータの聞き比べを行いました。
まずは、JBLの075および2405と、
EminenceのN314X+木製ホーン構成です。
まずトランスの聞き比べは、604のみで行いました。その結果、一応、Y氏とはHS-5は高域の音がよく伸び、繊細できれいだ、ということで一致。XE-20の場合は、中域の音にボリューム感があり、さすがにコアの大きいトランスという感じでした。HS-5も小さいのになかなか捨てたもんじゃなく、結構よいトランスだと思いました。私も過去にHS-5を使用したアンプをいくつか作ってはオークションに出品したりしましたが、こんな小さなトランスにもかかわらず、しっかりと音が出るので、さすがは山水だと感心したものです。
そしてツイータですが、3者各様でどれがいいかは好みかと思いますが、私はやはり自分のシステムで聞きなれたN314Xが一番しっくりきました。拙作のアンプをつないでも「ああー、この音だ」と納得のいく音。I氏はどれがいいか悩んでおられるようでした。皆の評価も特にこれといった反応はなく、といった感じ。
そんなこんなでいつものようにワイワイガヤガヤと、時間はあっという間に過ぎていき、お開きとなりました。
Iさん、今日はおでんと楽しい時間をありがとうございました。また次を楽しみにしております。
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