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DPF-7002の改造3台目

2010年05月19日 23時59分59秒 | オーディオ
先日予告したDPF-7002の改造が遅れています。

基本的には前回と同じ感じになりそうです。

オペアンプは変更しませんでした。
I/V変換にOP275よりもスルーレイトやセトリングタイムが優れたものを使おうと思ったのですが、
目をひくものはどれもこれもバイポーラ入力で、OP275よりも入力の特性が桁違いに悪いので今回はあきらめました。
OP275はつくづく万能選手だと再認識しました。
ただ、前回はSOICタイプだったのですが今回はDIPタイプを使用しています。
差動合成にはOPA637を使えないか試してみたのですが、
発振させないためにはゲインを5倍以上で使う必要があり、帰還抵抗の値を変更しゲイン6倍にしてみたところ、
ボリューム-5dB以上で音が歪んでしまいました。
なのでこちらも諦めて大人しくOPA627を使用しました。

コンデンサ、抵抗は前回とほぼ同じです。


以下、現在までの改造の様子です。

今回のDPF-7002も前回と同じくワンオーナーで非喫煙環境にて使用のものを入手したものです。
使い込んでヤレた感じもなく、開腹跡もなく基板も以下の通り非常に綺麗でした。
フロントパネル上部に小傷があるのが玉にキズ(ラックに入れてしまえば分かりません)ですが、程度は非常に良いと思います。






電源部のコンデンサは3,300uF×4から4,700uF×4に容量アップしています。
整流のダイオードはショットキーバリアダイオードERC84-009を空中配線です(基板を立てるより安心だと思います)。




アナログ部です。
基本的に電解コンデンサはUTSJ、電解以外のコンデンサはマイラコンとスチコンをなんとなく使い分けています。
カップリングの電解のみMUSE-KZにしました。
抵抗はREYです。




アナログ出力にシリーズで入る抵抗にはA&Bを使用しました。
エージングに非常に時間がかかるので前回は採用を見送りましたが、今回はどうしてもやりたかったので使いました。




現在はここまでです。



おまけ

これにも内部にびっくり基板が転がっていました!
もしかしてこれがデフォルト?


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