能登半島地震の避難所では、食事や設備に格差が生まれ始め、待遇の劣る環境で暮らす被災者にとってはストレスになっている。政府や石川県が推進する旅館やホテルへの「2次避難」を巡っても、どの施設に割り振られるか不確かな場合が多く、支援の濃淡に避難生活が左右される事態に。交流サイト(SNS)では、当たり外れがある状況を「避難所ガチャ」と嘆く書き込みも見られる。
県は1月8日、2次避難前の一時的な受け入れ先として「いしかわ総合スポーツセンター」(金沢市)に避難所を開設。身を寄せる人の増加で、約600メートル離れた「石川県産業展示館2号館」での受け入れが開始した13日以降は、重篤な要支援者らが優先的にセンターに割り振られてきた。
いずれの施設でも市販のパンやおにぎりを提供しているが、支援団体の炊き出しや、生活再建に向けた公的支援制度について弁護士らと話せる無料相談はセンターに集中。展示館で暮らす輪島市の40代女性は「隣なのにこんな格差があるとは…」と肩を落とした。
産経新聞
安倍晋三元首相の母で、岸信介元首相の娘でもある安倍洋子さんが4日、都内で亡くなった。年齢は95歳。
安倍洋子さんは、岸信介元首相の長女で、安倍晋太郎元外相と結婚し、安倍晋三元首相と岸信夫元防衛相らの母である。
洋子さんは政界も含め各界に人脈が広く、安倍晋三首相の在任時も地元・山口県へのお国入りにともなう集会に出席するなど、母として安倍首相の政治活動を支えてきた。
洋子さんは4日、入院先の都内の病院で亡くなった。95歳だった。
FNNプライムオンライン
地下鉄の車内で女性の体を触ったとして、兵庫県警神戸西署は4日、不同意わいせつの疑いで、同県尼崎市に住む契約社員の男(54)を逮捕した。署によると、男は「間違いありません」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年11月16日午前7時40分ごろ、神戸市営地下鉄名谷-西神南駅間を走行中の電車内で、隣に座っていた高校3年の女子生徒(18)の胸元を手で触った疑い。
署によると、防犯カメラの映像などの捜査から男を特定した。男は市営地下鉄三宮駅から乗車したとみられ、「通勤途中だった」などと話しているという。
神戸新聞
能登半島地震では、農家のビニールハウスを避難所として利用するケースが多くみられた。不特定多数の人と過ごす指定避難所を避け、地域の住民同士が身を寄せ合う形で起こった現象だ。地震発生から1カ月が過ぎ、専門家は地域住民同士の連携を維持したいという状況に理解を示しつつ、「命を守るためにも早めの2次避難を」と呼びかけている。
「家はぺったんこの状態。雨と雪をしのげるのはここしかなかった」
輪島市内でビニールハウスに避難した保靖夫さん(69)は地震当時をそう振り返る。当初は保さんと次男の2人だけだったが、近所の住民が自然と集まり、一時は30人ほどが避難した。
ハウス内に畳を敷き、その上に段ボールベッドを設置。簡単な調理場なども設けている。市からの支援も受け、屋外には仮設トイレもある。
倒壊した家屋などから石油ストーブを持ち寄り、ハウス内は暖かい。日が照る日は暑くなるほどだという。栽培しているブロッコリーを摘んで食べることもある。近くの住民が温かいおにぎりやカレーなどの差し入れをしてくれるため、「食べるものには困っていない」という。
指定避難所への移動も打診されたが、全員が同じところへ移るのは難しく、保さんは「環境がいいとはいえないが、ここなら気心の知れた人同士で相談し合いながら自由に過ごすことができる」と話す。
仮設住宅に申し込んでいるが、いつ入居できるかは分からない。保さんは「夏になったら暑くて過ごすことができない。それまでには仮設住宅に入りたい」と、当面はビニールハウスでの生活を継続する構えだ。
珠洲(すず)市でもビニールハウスに避難している住民らがいる。2棟のビニールハウスのうち1棟を台所や食事場所、もう1棟を寝る場所として利用している。パイプをつないで山から水を引き、トイレを流す際などに利用しているという。当初は30人ほどが起居していたが、今月に入るまでに10人程度に減った。発電機があり、電気も通じているという。
この地区で区長を務める男性(70)は「高齢者がいるので公設の避難所に行くよりもいい。ここなら自宅の近くで片づけなどもできる。早く解消したいが、仮設住宅に入れるようになってからになると思う」と見通しを語った。
能登半島地震では、輪島市、珠洲市、志賀町などでビニールハウスに避難する住民グループが確認されている。いずれも不特定多数の人が集まりプライバシーが確保しにくい指定避難所を敬遠し、面識のある地域住民同士で避難しているのが特徴だ。
確かにビニールハウスでは、設備面や物資の補給、衛生環境や医療サポートといった点でどうしても公的避難所に劣る。それでも、顔見知りに囲まれた過ごしやすさや、自宅近くで生活できるというメリットから、ビニールハウスを選択する人が少なくないのだ。
こうした状況について東京大大学院の片田敏孝特任教授(避難対策)は「地域の人と一緒にいたいという気持ちは非常によく分かるが、こうした環境もいずれは耐えられなくなる。これまで助け合ってきた地域のつながりに配慮しつつも命を守ることを最優先し、早い段階で別の場所へ避難するなどの決断が必要だ」とする。
イタリアでは国が主導して避難所にベッドやキッチンカー、トイレなどを整備しているとし、「これだけ大きな災害が起こる日本で地域に避難を任せるという状況には限界が来ている。国が中心となって対応していく必要がある」と指摘した。(大渡美咲)産経新聞
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