Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

目白庭園 紅葉ライトアップ

2015-11-21 20:11:50 | 東京都




目白庭園は豊島区立の日本庭園。
近世近代以降の伝統的な庭園ではなく、1990年に造立された新しい庭園です。

目白の住宅街に位置するこの庭園は、近年紅葉の時期に夜間ライトアップを行っています。
道幅の狭い住宅街にあるので、見つけるまでもちょっとした冒険気分


さて、ぽっかりと現れる長屋門の入口をくぐると、園内は池泉回遊式の日本庭園になっています。
園内の中心には池が配され、その畔には数奇屋造りの赤鳥庵が建っています。

この建物は貸出が行われており、季節ごとのイベントが行われているようです。


入口から目に入るのは、池の先に広がる石塔を中心とした風景。
ライトアップは寺院や都立庭園のものとは異なり、色鮮やか。
この庭園の白眉とも言える印象的な風景です。

園内は小高くなった石塔エリア、最奥の滝見エリア、赤鳥庵横の芝生エリアに分かれています。
散策路は起伏に富み、滝の手前をや芝生エリア下の散策路には飛び石も配されているので、回遊式庭園の要素が凝縮されています。
決して広くない園内ですが、箱庭的な魅力があります。

すぐ近くに西武池袋線の線路があるため、踏切の警報器と走行音が定期的に聴こえてくる以外は閑静な雰囲気です。
昼間の入園料は無料です。(ライトアップ期間の入園料は200円)

足を延ばせば、立教大学や自由学園明日館もあるので散策にはぴったりです。







 



池を中心に散策路が周囲に巡っています。
石塔に対峙するように建つのは赤鳥庵、1階部分は散策路になっています。






石塔エリアのライトアップが園内のハイライト。
近年は著名なデザイナーに依頼するケースも増えていますが、ここでは照明デザイナーを目指す社会人スクールの学生がデザインを行っているようです。
ライトアップの配色は2パターンあり、時間によって変化します。





木々が水面に映る光景が美しいです。



 



滝の水が池に流れ込むあたりは青色の照明なっています。



 





赤鳥庵付近のもみじの木。






アイコンとなっている石塔。
高台に建っています。




滝付近の飛び石から赤鳥庵方向を望みます。
ここからの景色が個人的にはお気に入りです。

 

(訪問日:2015.11.20)

 



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