暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

高齢者保険の落とし穴❔❔

2022-05-12 12:52:54 | 暮らしの中で


【85歳からでも、持病があっても入れます】そんなテレビCMを見てこれは得かもと思ふ。
自分の死後、家族にせめて葬儀代だけでも残しておきたいとの思いがあり、資料をじっくり読むと
保険金の受取など に制約があることをに気づいた。

これらは【引受基準緩和型保険】と呼ばれるもので、終身・定期・医療保険などがありますが、
いずれも加入するハードルが低く設定されている契約の可否を決定する引受基準が緩いので
持病、手術があっても加入できる。 ただし、月々の保険料は通常より1.5--2倍ほど高く設定されており、
また緩和型の多くは加入後1年間の支払い削減期間を設けており 、その間に入院や手術をしても
給付金が50‰に減額されてしまうことにも注意が必要です・・ 例えば、【入院日額3000円】と
医療保険保険料【月額4300円】と【死亡保険金100万円】の終身保険【同8300円】に加入すれば 、
どんな点に注意が必要か、まず、医療保険には入院の支払い限度日数があります。具体的には、
1入院あたり60日 通算で100日までとしている保険商品が多く、仮にAさんが80歳時点で
連続100日間入院しても、入院給付金18万円しかでず 一方、それまでの10年間に払う保険料の
総額は51万6000円に達する。

例えば、Aさんが家族に残す葬儀費用のためにとの終身保険はどうか❔❔・・
【月額保険料8300円】を80歳まで10年間払い込むと、99万6900円になります。
男性の平均寿命(81.64歳)まで生きたとすると、保険料総額は死亡保険金を15万ほど上回ることになる
このように、緩和型保険は多くのケースで支払った保険料が保障を上回り、損をする可能性がある
保険だと考えます。老後資金に余裕がなく、大病をしたらすぐに生活費が逼追する場合を除き、
【加入前に一考すべき】で、すでに加入した場合でも、【損だと思ったら速やかに解約の検討を】
ファイナンシャルプランナ-長尾義弘氏は語り勧めている。

【緩和型医療保険は基本的には掛け捨てなので、いつ解約してもいいでしょう貯蓄性のある
緩和型終身保険はこれまで払った保険料がもったいない】と思うかもしれませんが、
やはり解約する方が合理的ではないか、振り込み済みの保険料を下回りますが基本的に
解約返戻金も受け取れます。それでも、解約したあと【病気になったら、家族に葬儀代残せない】と
考える方も多いようですがその迷いでズルズルと保険料を払い続けてしまうのは本末転倒である。

そもそも保険はインフレに弱い金融商品とされる保険料を損切りすることで、月数千-万円程度の
保険料を今後まるまる節約できることになるこれも有力な選択肢の一つと言えよう。
                                 週刊ポストより・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする