
多くの人がそうであったように、私も父母をはじめとし・・
数多くの親族、知人を見送ってた来ました・・
そののたびに、人の命とは儚いものだという気持ちが強くなってきました。
そんな時、ふと目にした、平安時代の歌人、大江千里の和歌・・
【もみじ葉を風に任せて見るよりも はかなきものは命なりけり】が、
強く心をとらえたのです・・・それは彼の時世でした・・
以来、私は歴史上の人物と言われるものを読み、すくなからず・・
歌を残した人々の気持ちを考えながら…今・・
うっすらと遠くに霞む、人生のゴ-ルへの途上に立っている・・
【人間、百年たったらみんな骨】という、
読み人しらずの秀逸な句もあります、悲しいことに・・・
ものの盛りは永遠に続かず・・・
美しい花にも人にも必ず終わりが訪れることを感ずる昨今である。
ヤマアジサイ・・・
