暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

年金改悪論議❔

2023-11-16 04:44:28 | 暮らしの中で


岸田文雄内閣が【(第3号被保険者について) 抜本的制度を変えないといけない】発表したのは10月中句のこと・・
第3号被保険者とは皆様もご存じの国民年金を払わなくても加入期間がカウントされ将来満額の国民年金を受け取れる仕組みだ
第3号が廃止になれば、新たな国民年金保険料を月1万6520円・年間で19万8240円払う必要が生じます・妻に収入がなければ、
夫が妻の保険料を負担せざるを得なくなり、2021年度末で時点で、第3号対象者は760万人となっており、保険料徴収が
はじまれば1兆4000億円の財源になると・・北村氏は語る

第3号撤廃案に対して反発も大きく、そこでこの案の行く末を明確にせずに、岸田文雄内閣がメスいれるのが【年収の壁】対策だ
第3号には完全な専業主婦だけでなく、パ-トタイムで働き収入を得ている対象者も少なくなく『年収130万未満』で101人以上の
企業なら『年収106万円未満』であることが第3号の条件となり、岸田内閣は年収壁が働き手不足の要因と敵視し、
いかにも労働者のためであるかのように撤廃をすすめるが、本当の狙いは別にある・・・・

政府は,第3号の数を減らし,厚生年金保険料の納付義務者を増やそうとしており、壁を超え、厚生年金保険に入ることに
メリットがない訳ではないが・・給料から15%ホ度保険料として徴収されるので手取りが減りその分、国民年金に加え
厚生年金も受給できますが、減った分の元を取るには、年金受給開始から17年もかかる試算になります・・・・
年収の壁撤廃,第3号廃止が実現すれば女性の年金は激減し、ひいては老後に大きなダメ-ジが与えられることになる。

政府は昨年、厚生年金対象者拡大と同時に、目減りする国民年金受給額を補填するため厚生年金の報酬比例部分の受給額を
減らす議論も始めた・・また今年10月には【将来的な年金給付水準の低下をできるだけ防ぐ】ために、国民年金の保険料の
納付期間を、いまの60歳迄40年間から65歳までの45年に延長する案もの検討に入るなど改悪の手が止まらない・・
次に出てくるのは【年収70万の壁】‥・
第3号が生まれたのは、1986年(昭和16年)の年金改正の時、年金受給額を昔の人より3割カットする論議でサラリ-マンの
厚生年金保険料は10.6%カら12.4%ヘと約2割も引き上げられ、代わりに当時多かった専業主婦から保険料を徴収しないと打ち出した。
第3号の保険料は夫が代わりに払っていたということで、第3号廃止するなら夫の年金保険料を引き下げなければおかしな話です。
そもそも少子化が進む中、現役世代が高齢者を支える世代扶養の制度を維持できると考えるのがおかしいです・・・
しかし、根本策を打ち出すのでなく、聞こえの言い言葉でごまかそうとしているのが・・岸田政権の実態だ・・・

いまのところ第3号を失くす具体策は出ていないが,月収5万8000円以上は厚生年金に適用させようという案もある・・
次に出てくるのは【70万円の壁】月5万8000円以上稼ぐと第3号の対象ではなくなってしまう・扶養を外れれば厚生年金の保険料も
収めるばかりか、健康保険料も払わなければならない、収入に比べ負担だけが非常に大きくなります・・・
増税クソメガネ・減税ウソメガネ等々、悪命高いアダナをつけられた岸田内閣・そのメガネの奥の瞳に国民の姿は映っているのか❔

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